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2007年05月29日
竹内智香選手 来季へ本格始動
ロイズのスタッフでもあり、トリノ五輪に出場したアルペンスノーボーダー・竹内智香選手が、来シーズンへ向けての本格的な始動を前に決意などを語ってくれました。ブログでもご紹介していきたいと思います!

昨シーズンの竹内選手は、予選で素晴らしいタイムを出すことがたびたびありました。世界中の強豪が集まるワールドカップでも上位に入るタイムを何度も記録し「技術的な面では、トップ4ぐらいの選手とでも互角に戦える手ごたえがあった」といいます。
しかし、決勝トーナメントではわずかコンマ数秒の差で惜敗するレースが多く、なかなか上位進出を果たせませんでした。竹内選手によると、スノーボードのアルペン競技では0.4秒差がつくと大差ですが、1本目に0.2秒差なら2本目で十分取り返せるタイム。振り返れば、たしかに昨シーズンの竹内選手は0.2秒差以内で敗れた試合が多かったように思います。
竹内選手は、「決勝で僅差で勝てないのは、外国人選手と自分との自信の差」と考えています。相手の選手には、組合わせ表を見た段階で竹内選手には勝てると思われてしまっている。それが自信の差となり、一歩及ばない結果になっている、というのです。
しかし、このままで終わる竹内選手ではありません。来シーズンに向けて、外国人選手との練習にも積極的に取り組んでいこうと考えています。練習の中でライバルたちと対戦する機会を増やすことで、逆に自分がトップ選手とも互角に戦えるという自信をつけるのが目標です。
今オフは運転免許の取得にも挑戦中。残すは学科試験だけと言うことで「免許が取れたら、トレーニングに行くのも楽になります。今まではトレーニング施設からの帰りは良いんですが、行きが上り坂で、自転車で30分ぐらいかかっていましたから」と笑っていました。

前回、トリノ五輪で味わった悔しさをバネに、バンクーバー五輪出場、そして上位入賞を目指している竹内選手。2年目の挑戦がいよいよ始まろうとしています。
2007年03月21日
竹内智香選手 W杯今季最終戦で16位
ロイズスキー部のアルペンスノーボーダー・竹内智香選手は3月16日、カナダのストーンハムで開かれたワールドカップに出場。決勝トーナメント1回戦で敗れ、16位でした。
予選で出遅れ、最下位でなんとか決勝進出した竹内選手。1回戦の対戦相手は予選1位の選手でしたが、竹内選手はまったく引けを取りません。0.2秒差で惜しくも敗れたものの、強豪選手を追い詰めたレースを終え「決勝トーナメントの2本は、ここ数年で一番の滑りができました」と、コメントにも充実感があふれていました。
今季の竹内選手が常に目標に掲げていた「積極的なレース」。最終戦でついに竹内選手は自分自身が満足できるぐらい積極的な滑りを見せてくれました。決勝トーナメントの2本はいずれもコース中盤まで相手選手と互角に渡り合う展開。攻めの姿勢は、コース終盤で自分自身の限界を超えるほどのスピードに現れていました。
「自分で乗っているのではなく、スノーボードに乗られている、こんな錯覚に陥りました。そしてこの感覚がすごく嬉しかったです」という竹内選手。ジュニア時代、限界のスピードを超えて転倒し、それに対応する技術を身につけまた限界を上げていったころの、懐かしい感覚がよみがえってきたそうです。限界を見たということは、その限界を乗り越えていく足がかりを見たということにほかなりません。しかも今度は世界のトップと互角に戦えるレベルの限界です。いよいよここまでたどり着いた、という思いが伝わってきました。
竹内選手は「得るものがあり、良い滑りをする事ができましたが負けは負けです。どんなに良い滑りをしても勝たなければ意味がありません」と結果については厳しい態度で受け止めていますが、このレースで得たものは、とてもとても大きなものです。「やっと世界のトップで戦っていけるだろうという確信を持つ事ができるレースでした」と振り返り、早くも来シーズンへの闘志を掻き立てているようでした。

今シーズンも、竹内選手へのご声援、ありがとうございました!
2007年03月12日
札幌でレディースコンチネンタルカップ
3月9日と10日、札幌市の宮の森シャンツェ(K点90m、HS100m)で、札幌では初開催となるスキージャンプのレディースコンチネンタルカップが開催されました。女子ジャンプでは事実上、現在のところ世界最高峰の大会です。国内では昨年から山形県で行われていますが、今年は札幌でも開催されました。
ロイズスキー部の山田いずみ選手、渡瀬あゆみ選手は海外遠征の前から少し調子を落とし気味でしたが、飛びなれた地元のジャンプ台で海外勢に意地を見せたいところです。初日の9日は夕方、照明が点灯される中で行われましたが、山田選手は7位、渡瀬選手が8位でこれに続き、10日の2戦目に挑みました。
1本目、山田選手は85.5mを飛び、表彰台を狙える好位置につけます。一方、渡瀬選手は80.5mにとどまりました。

山田選手の1本目
そして2本目。1本目で各選手が思ったより距離を伸ばせなかったこともあり、1本目よりスタートゲートの位置が高くなり、しかも良い向かい風が吹き始めました。両選手にとっては逆転のチャンスです。2本目は1本目で下位の選手から1位の選手に向かって成績の逆の順番で飛ぶことになるので、渡瀬選手が先にスタートゲートに入りました。
65m付近のところにある撮影用のスペースに登っていた私が「あ、いい風が来てる」と感じたまさにそのとき、コーチ席にいた監督からスタートの合図が出ました。1本目とは明らかに違う浮力を感じさせるジャンプで、渡瀬選手はK点を飛び越えて着地。92.5mのジャンプで会場を沸かせました。

渡瀬選手の2本目
このいい風はその後しばらく続きました。山田選手の前に飛んだ下川小6年の伊藤有希選手は、絶好の向かい風を見事にとらえて95mの大ジャンプを見せました。これには観客はもとより他国の選手・コーチ陣からも驚きの声が上がります。これ以上ない好条件。山田選手にも表彰台の期待がかかりました。
ところが、無情にも山田選手がゲートに入るや風がおさまってしまいました。山田選手はそれでも88mとK点付近まで距離を伸ばしましたが結果は7位。あと一歩のところで入賞を逃してしまいました。
両選手とも表彰台を目指して頑張ってきただけに悔しさの残る結果でしたが、風の変化にきちんと対応してベストを尽くした山田選手も、2本目でチャンスをしっかりものにした渡瀬選手も、今後につながるいいジャンプだったと思います。
また、翌11日には札幌の大倉山シャンツェ(K点120m、HS134m)で宮様スキー大会のラージヒルの競技が行われましたが、強風のため1本で競技を終了しました。山田選手は88mで4位、渡瀬選手は83.5mを飛び8位という結果でした。
この試合で今季の女子ジャンプは全ての日程を終了しました。今シーズンもロイズスキー部女子ジャンプの2選手へのご声援、ありがとうございました!
追記:ニュースなどでご覧になった方もいらっしゃるかと思いますが、伊藤選手は10日の大会、3位で表彰台に立ち、しかも当日の最長不倒距離(一番遠くまで飛んだ選手)賞まで手にしました。12歳はジャンプのレディースコンチネンタルカップの表彰台最年少記録になるとのことで、海外の強豪選手たちもビックリした様子で伊藤選手を祝福していましたよ。
2007年03月09日
蔵王コンチネンタルカップ 山田選手が5位
ロイズスキー部女子ジャンプの山田いずみ選手、渡瀬あゆみ選手は3月5日、6日の2日間にわたって山形県の蔵王で行われたコンチネンタルカップに出場。5日の試合では山田選手が2本目にK点(90m)を超えるなど安定したジャンプで5位に入りました。
5日の試合、山田選手は1回目で87m、2回目には91mを飛びました。飛型点を加えた得点は222.5点と、表彰台まではわずか1.5点(距離に換算すると75cm)及ばなかったものの、世界トップクラスと対等に戦える実力を見せてくれました。渡瀬選手も81.5m、80.5mを飛び、11位と健闘しています。
6日は強風のため競技が1本目だけで打ち切られ、1本目の成績で順位がつけられることになりました。悪天候に加えて大会自体がこのような形に終わってしまったためロイズスキー部の両選手も実力を十分発揮できず、山田選手は83mで10位、渡瀬選手は78.5mで15位でした。
また、6日の試合では女子ジャンプ界期待のホープ・伊藤有希選手が5位に入賞しました。ジャンプの名門・下川ジャンプ少年団に所属する伊藤選手はなんとまだ小学6年生!1月のNHK杯にテストジャンパーとして参加したときも、大倉山でK点(120m)に迫るジャンプを連発して周囲を驚かせた新星です。才能あふれる選手がどんどん現れて、日本の女子ジャンプもますます盛り上がってきましたね!
山田選手と渡瀬選手はきょう9日の夜と、明日10日に札幌・宮の森で行われるレディースコンチネンタルカップに出場します。地元・北海道で開催されるはじめてのレディースコンチネンタルカップで、両選手をはじめとする日本人選手たちの活躍が期待されます!
2007年03月02日
女子ジャンプ・コンチネンタルカップを応援しに行こう!
2月からコンチネンタルカップ出場のためヨーロッパ遠征中だったロイズスキー部の山田いずみ選手、渡瀬あゆみ選手がこのほど、帰国しました。2人からメッセージが届きましたのでご紹介していきたいと思います。
日本のエース・山田いずみ選手は団体戦を含めた5試合のうち、2戦目のブライテンベルグ(ドイツ)で5位に入ったのが最高で、あと一歩表彰台には届きませんでした。「表彰台こそ逃しましたが、様々な条件と全く種類の異なったジャンプ台という状況のもとで、短い本数でジャンプ台に慣れることが前よりもできてきていたと思っています」と、遠征で得たものを挙げてくれました。一方で「選手というものは結果を残してこそのものですから、今後もっと努力を重ねたいと思っています」とつづり、目標にしていた表彰台に立てなかった悔しさをのぞかせました。
渡瀬あゆみ選手は2戦目で20位に入ったのが最高で、残りの試合も20~30位台と低迷。夏のコンチネンタルカップでは3位で表彰台に立ち、冬もその再現が期待されていただけに、残念な成績に終わってしまいました。「夏よりも倍以上に世界レベルがアップしていました。パワーや(助走の)スピードに大きな差を感じました」と渡瀬選手。実は、国内の最後の試合で靴が壊れてしまい、新しい靴に変えた後、一度もテストをできないままぶっつけ本番で遠征に臨まなければならなかったのです。冬のシーズンも序盤から好調だっただけに、あまりに悔しいアクシデントでした。渡瀬選手は「このような結果しか残す事が出来なかったのは初めてだったのでかなりショックを受けていますが、今の自分の力はこの程度なのかなとも思います。次は日本でコンチネンタルカップがあるので、そこまではジャンプをもう少しどうにかしたいと思います」と、雪辱を誓っていました。
そう、今月はいよいよジャンプのレディースコンチネンタルカップが国内にやってきます。5日、6日は昨年に引き続き山形県の蔵王で。そして9日、10日には札幌・宮の森での開催です!9日の宮の森はナイター大会ですよ!

ロイズスキー部の山田いずみ選手(左)と渡瀬あゆみ選手
現在、女子スキージャンプにはオリンピックや世界選手権、ワールドカップがありません。次回2009年の大会からいよいよ女子ジャンプがノルディック世界選手権の正式種目になりますが、今現在はこのコンチネンタルカップが、世界規模で行われる実質的に最高峰の大会なんです。この大会には世界中から女子ジャンプの強豪が参戦します。もちろん、ロイズスキー部の2人をはじめ、国内の有力女子ジャンパーたちがそれを迎え撃つことになります。開催中の世界選手権ジャンプ団体でもそうでしたが、地元開催の熱い応援は、選手たちにも大きな力となり、良い風を呼んでくれるに違いありません!ぜひ、競技場へ足をお運びください!
コンチネンタルカップレディース
蔵王大会の情報は蔵王国際ジャンプ大会公式サイトで
札幌大会の情報は札幌スキー連盟公式サイトで(詳細な情報はありませんが、これを書いている時点で競技開始時刻は9日が18時、10日が10時半となっています)
2007年02月26日
竹内智香選手、W杯韓国大会で14位
ロイズスキー部のアルペンスノーボーダー・竹内智香選手は25日、韓国の星宇(ソンウ)で開催されたワールドカップ女子パラレル大回転に出場。決勝トーナメント1回戦で惜しくも敗れ、14位でした。
会場のスキー場はレース前日までとても固いアイスバーン状態。比較的、アイスバーンを苦にしない竹内選手にとってはむしろ得意とするコンディションです。前回の富良野大会でも良いレースをしているだけに、上位進出の期待がかかりました。
しかし、当日は気温が上がり、会場の雪も春の雪のように柔らかくなってしまいました。「雪質の変化に対応できなかった」という竹内選手は予選1本目で19位と大きく出遅れてしまいます。上位16人で争われる決勝トーナメント進出にも暗雲が垂れ込めてきました。
しかし、2本目で持ち直した竹内選手は13番手タイムで決勝トーナメントへ進みます。相手は予選4位のオーストリアの選手でしたが、コンディションの変化に対応できた竹内選手は相手を苦しめるいい滑りを見せてくれました。・・・ところが、ゴール直前でまさかの転倒!1秒29の大差をつけられながら2本目で挽回したものの、わずか0秒31の僅差で敗れました。

(写真は富良野大会での竹内選手)
「雪質や状況の変化に対応する(自分の)能力の低さを感じた」と悔しさをあらわにした竹内選手ですが、引き続き調子はとても良いそうです。今季のワールドカップも、いよいよ3月16日の今季最終戦カナダ大会を残すばかり。「ベストを尽くせる様に引き続き頑張りますので、応援よろしくお願い致します」とのメッセージを寄せてくれました。
2007年02月19日
竹内智香選手 富良野ワールドカップに出場
ロイズのスタッフで、五輪やワールドカップで活躍しているアルペンスノーボーダー・竹内智香選手が2月16日、北海道の富良野スキー場で開かれたワールドカップ女子パラレル大回転に出場しましたので、私も応援に行ってまいりました。
当日の北海道は強い風に見舞われ、行きの高速道路では車のハンドルが取られたり、スキー場についた後、会場に上るリフトが一時停止したりと、ちょっと心配な天候でしたが、しだいにその風も弱まり、まずまずのコンディションの中で競技が行われました。

スタートゲートから飛び出す竹内選手
予選1本目を、竹内選手はなんと全体の3番手タイムで滑りきります。続く2本目もうまくまとめ、予選総合6位で決勝トーナメントにこまを進めました。

予選を戦う竹内選手
決勝トーナメントでも勢いは衰えません。1本目で大きく差をつけると、そのまま逃げ切り、2回戦進出を決めました。

2回戦では1本目、わずかにリードを許します。相手選手を0.44秒差で追いかける形になった2本目、竹内選手がどんどんその差を詰めていくのが見えました。

しかし、ゴールが見えてきた終盤で惜しくも転倒。残念ながら準決勝進出はなりませんでした。
結果は今シーズン最高の7位入賞。結果もさることながら、それ以上に印象的だったのは竹内選手の表情の明るさでした。試合で出会った海外の選手たちが、心の底からレースを、スノーボードを楽しんでいる姿を見てきた竹内選手。自身のブログでも「スノーボードが好きだという、自分の原点に戻りたい」と書き綴っていました。ワールドカップ当日、私が見たのは他の選手や応援に駆けつけた人たちと談笑し、リラックスした表情を見せる竹内選手でした。ちょうどこの日は大勢の小学生たちが応援に駆けつけていましたが、竹内選手はサインに応じたり、スタート地点に上るスノーモービルから手を振って声援に応えたりしていました。

子どもたちのサインに応じる竹内選手

スノーモービルに乗ってるときもリラックスした表情でした
レース後、竹内選手は「きょうは本当に楽しかったです!」と目を輝かせていました。地元の温かい雰囲気の中でレースに臨んでいた竹内選手は、自分自身だけでなく周囲の人々も明るく、楽しい気分にさせてくれるようないい表情をしていましたよ!
竹内選手は今回のレースから、ロイズと、スポンサーになっていただいている航空会社さんにちなんでチョコレートと飛行機をデザインしたワンピースを使っています。ユニホームを供給しているメーカーさんのデザイナーの方が描いた、とてもかわいい絵柄になっていますので、写真を撮らせてもらいました。

竹内選手の好きなブルーが基調になっているのです
竹内選手はこの後、また海外に飛んでワールドカップの残りの試合を戦う予定です。今後とも温かいご声援をよろしくお願いします!
2007年02月08日
竹内智香選手 富良野W杯に意欲
ロイズの社員でもあり、トリノ五輪にも出場したアルペンスノーボーダー・竹内智香選手が富良野ワールドカップ出場のため帰国。きょう、ロイズふと美工場でワールドカップへの意欲を語ってくれました!

今シーズンの竹内選手は、ワールドカップ5戦出場して最高順位は7位。調子自体は上向きですが、2本滑る予選の1本目で思うようなタイムが出せず苦しむ展開が多くなっています。「後でビデオを見ても、見た目にはミスしているようには見えない。むしろ2本目のほうがバラついているぐらいです。1本目はメンタル的なものが原因で、目に見えないような細かいミスが積もり積もってタイムに出ているのだと思います。もっと自信を身につけるのが課題です」と分析してくれました。
分析と言えば、今の竹内選手が取り組んでいる課題は「自分で分析して考えること」だそう。「普段はサポートしてくれる人がいるけれど、一度スタートしてしまったら、あとは自分自身で判断しなければなりません。たとえば、スタートからゴールまでの短い時間の中で滑りを変えるような判断だって必要になります。今は普段の生活の中からきちんと判断する力を身に付けるように努力しています」と竹内選手。普段、竹内選手と話していてもしっかりと自分の意思を持って、意欲的に行動する姿勢が印象的なんですが、こういう姿勢もやはりアスリートとしての生活の中で培ってきたものなんだろうと思います。

1月のジャパンカップでコースの下見をする竹内選手
実は竹内選手、昨年末にボードを違うタイプのものに変えています。従来のものよりもボードに足を固定する金具の位置が、ボードの先端に対して後ろ側についているものにしたのです。竹内選手は「最初は転倒してばかりで、久しぶりに体が痛くなるぐらい転びました」と笑います。その影響もあって、シーズン序盤は成績も伸び悩んでいました。でも、1月の世界選手権のレース中にきっかけをつかみ、今はすっかり新しいボードにも慣れたそうです。「新しいボードに変えてから、私が苦手な緩やかな斜面での走りがよくなりました。もう今では失敗する気がしないぐらいですよ」と、新しい道具を完全に自分のものにしたようです。
今後は16日のワールドカップに向けて調整に入ります。竹内選手は「まずは上位で予選を突破するのが課題。もちろん、優勝を目指していきたいと思います」と話していました。こちらをごらんの皆様も、ぜひ会場で竹内選手ヘのご声援をよろしくお願いします!
2007年02月05日
竹内智香選手、ワールドカップで15位
昨年のトリノ五輪に出場したアルペンスノーボーダーで、ロイズのスタッフの一員でもある竹内智香選手は2月2日、イタリアのバルドネッキアで開かれたワールドカップパラレル大回転に出場。決勝トーナメントに駒を進めましたが、1回戦で強豪選手にわずか0.2秒差で敗れ、15位でした。
2本滑った合計タイムで競う予選の1本目、竹内選手は大きく出遅れてしまいました。上位進出を目指すうえでは厳しいスタートになりましたが、2本目で盛り返し、決勝トーナメント進出の上位16位以内に入ります。
しかし、1回戦で対戦したスイスの選手はこれまでワールドカップの表彰台に7度立ち、今シーズンは優勝もしている強豪選手。決勝トーナメントでは竹内選手自身も「まずまずの滑り」と振り返るレースを展開しましたが、わずかに及ばず1回戦で敗退しました。結局、1回戦で竹内選手と対戦した選手がそのままトーナメントを駆け上がって優勝しました。トーナメント方式のあやで最終的な順位こそ不本意なものではあったと思いますが、内容的にはワールドカップ優勝選手にだって決してひけを取らない力を持っていることを証明する試合になりました。
次のワールドカップはロシアで開催されますが日本チームは参加しないため、竹内選手の次の試合は2月16日に開かれるワールドカップ富良野となります。竹内選手からは「ベストを尽くせるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」というメッセージが届きました。みなさまも、ぜひ富良野の会場で竹内選手にご声援をよろしくお願いします!
2007年01月29日
山田いずみ選手、NHK杯を連覇
ロイズスキー部女子ジャンプの山田いずみ選手、渡瀬あゆみ選手は1月28日、札幌市の大倉山シャンツェで開かれたNHK杯ジャンプ大会に出場。山田選手は見事この大会を連覇。渡瀬選手も3位で表彰台に立ちました。
山田選手は1本目に最長不倒距離となる122メートルを飛ぶと、2本目でも120メートルとK点(120メートル)に到達し、2位以下を大きく突き放して優勝しました。
両選手はこの後、レディースコンチネンタルカップ出場のためヨーロッパへ遠征する予定です。世界各国から強豪選手が集まるコンチネンタルカップは、現在オリンピック、ワールドカップがない女子ジャンプ選手にとって事実上、世界最高峰の大会です。山田選手、渡瀬選手とも今シーズンは絶好調。コンチネンタルカップでも活躍が期待できそうです!
竹内智香選手、ワールドカップで9位!予選は6位で突破!
ロイズのスタッフの一員であり、トリノ五輪にも出場したアルペンスノーボーダー・竹内智香選手(ロイズ小嶋アカデミー)が1月28日、スイスのネンダツで開かれたスノーボードワールドカップ女子パラレル回転に出場。9位に入りました。
ここまでのワールドカップを振り返り、表彰台を狙うためには予選を上位で通過することが必要だと感じたという竹内選手。今回のレースでは見事にその力を発揮してくれました。予選をなんと6位の好タイムで通過。決勝トーナメント(16人)の1回戦は予選1位対16位、2位対15位・・・という組み合わせになるので竹内選手は自分より予選の順位が下だった選手と対戦することができ、楽に勝ちあがることができるはずです。
しかし、決勝のトーナメント表は竹内選手にとってショッキングな内容でした。なんと、1回戦の相手である予選11位の選手は前回の世界選手権優勝者。おそらく、予選でたまたま失敗して順位が悪かったのでしょう。「相手の戦績に動揺してしまった」という竹内選手は、1回戦の1本目で転倒してしまい、1秒36もの差をつけられてしまいました。
それでも、竹内選手はあきらめませんでした。「比較的、自分の滑りができた」という2本目では相手を追い上げ、逆転まではできなかったものの0秒57差まで相手を追い詰めました。
次の土曜日に行われるイタリアでのワールドカップに備えている竹内選手からは「ベストを尽くせるように引き続き頑張ります」というメッセージが届きました。今シーズン序盤戦は、自分の手ごたえと成績とのギャップにもどかしさを感じている様子だった竹内選手ですが、最近はその手ごたえが確かな自信へと変化しつつあるように感じます。今後のシーズンがますます楽しみになってきました!
竹内選手は2月16日に富良野スキー場で開催されるワールドカップにも出場する予定なので、ぜひ会場にいらして、応援してください!よろしくお願いします!
2007年01月22日
竹内智香選手、世界選手権で2度の決勝進出
ロイズのスタッフの一員で、トリノ五輪にも出場したアルペンスノーボーダー・竹内智香選手(ロイズ小嶋アカデミー)は1月16日、17日とスイスのアローザで開かれた世界選手権に出場。初日のパラレル大回転、2日目のパラレル回転ともに決勝トーナメントに駒を進めましたが、いずれも1回戦で敗れました。
パラレル大回転では15位、パラレル回転では14位と、目標とする決勝トーナメント上位には及ばなかった竹内選手。「2戦とも、予選1本目でいい滑りができませんでした」と悔しさを隠し切れません。決勝トーナメント1回戦は予選上位と下位の選手が対戦する組み合わせになるため、予選をいい順位で通過すれば上位進出が見えてきます。しかし、この世界選手権では2度とも予選の1本目で自分の満足がいく滑りができず、決勝トーナメントでも厳しい戦いを強いられることになってしまいました。
それでも、予選2本目以降は本来の竹内選手らしい力を発揮。結果はあと一歩及ばなかったものの、パラレル回転の決勝トーナメント1回戦では、予選4位の選手を0.16秒差まで追い詰めるレースを見せてくれました。
小嶋コーチは世界選手権を振り返って「上位で決勝に進出する力はある。今後の大きなテーマは、自分の技術に確固たる自信を持つこと」とコメントしました。この後、竹内選手はヨーロッパカップやワールドカップを戦う予定ですが、それらのレースでもきっと自信につながるような経験をできることだと思います。2月16日には富良野で開かれるワールドカップにも出場します。みなさんもぜひ、竹内選手を応援してください!
山田いずみ選手、連勝!
ロイズスキー部女子ジャンプの山田いずみ選手、渡瀬あゆみ選手は20日のTVh杯、21日のUHB杯(いずれも札幌・大倉山)に出場。山田選手が連勝を飾り、TVh杯では渡瀬選手とともに1-2位を独占しました!
TVh杯の表彰式。(左から)渡瀬選手、山田選手、3位の小浅星子選手(札幌環境サービス)
ケガの影響もあって今シーズン序盤戦は不本意な大会を何度も経験していた山田選手ですが、この2連戦ではそんな不安を全く感じさせない素晴らしいジャンプ。特にUHB杯では女子の日本新記録となる128.5mの大ジャンプを見せて圧勝するなど、絶好調です。試合後も大勢の報道陣やファンに囲まれていた山田選手は「良い感じで飛べました!応援、ありがとうございます!」と笑顔で応えてくれました。
UHB杯の最長飛距離賞を受賞した山田選手
渡瀬選手も今シーズンは好調ぶりを見せてくれています。両選手はこの後、28日のNHK杯(大倉山)に出場した後、コンチネンタルカップ参戦のため海外遠征を予定していますが、この調子ならきっと、海外でも大活躍を見せてくれると思います。札幌近郊に在住の方、札幌へいらっしゃる予定の方はぜひ大倉山へ!「遠くて見にいけない」という方も、当日の夕方に全国中継があるようですので、ぜひご覧になってください!
2007年01月15日
渡瀬選手がSTV杯レディース初代女王に
ロイズスキー部女子ジャンプの山田いずみ選手、渡瀬あゆみ選手が14日、札幌・大倉山で開かれた「第1回STVカップ レディースジャンプ競技大会」に出場。渡瀬選手が初代女王の座を射止めました!
ご存じない方もいらっしゃるかと思いますが、スキージャンプの女子と男子は同じジャンプ台で競技します。男子のほうがパワーがある分、女子はスタートゲートの位置をより高く、つまり助走を長くしますが、飛距離は決して男子にひけを取りません。女子の中にもK点を越える大ジャンプを見せる選手は何人もいるんですよ。スキー部の渡瀬監督も「技術的なものは決して女子が劣っているわけではありません。海外の女子選手ではフライングヒル(ラージヒルより大きな台で、K点は170m以上にもなる)のジャンプ台で200mぐらい飛んだ選手だっているんですよ」と話します。
1本目が行われた時点で、大倉山の上空はきれいに晴れ渡っていました。札幌の大通公園から西を見ると、ちょうど大通の延長線上ぐらいの山の中腹にハッキリと大倉山のジャンプ台が見えるのですが、逆にジャンプ台から見ると眼下に見える札幌の街並みがとてもきれいです。なにしろ大倉山のスタート地点には展望ラウンジがあって、とても見晴らしの良い観光スポットでもありますからね。大倉山のジャンプ台を飛ぶ選手からは「札幌の街中に向かって飛んでいく」ように感じられるそうです。
1本目でトップに立ったのは渡瀬選手。「前日まで思うようなジャンプができなかったのですが、『ここまできたら、自分のジャンプをするしかない』と開き直った試合前の試技でいいジャンプができた」という流れに乗って、素晴らしいジャンプを見せてくれました。先輩の山田選手も1本目で2番手につけます。

渡瀬選手の1本目

山田選手の1本目
ところが、この日の札幌は晴れたかと思えば雪が降り、しばらくしたらまた晴れて、という天候でした。ランディングバーンの脇にある階段に上って写真を撮っていた私がふと、街のほうを見下ろすと、街の北のほうに真っ白なカーテンのようなものが広がっているのが見えました。北の方から雪が降りはじめたのです。

画面左半分の白いものが雪。これはかなりの大雪だ!と直感。
すぐ、大倉山にも雪が降り始めました。先ほどとは一転して雪の中で2本目が始まりました。
渡瀬選手はこの条件の中でも116メートルを飛び、トップを守ります。渡瀬選手の次に飛ぶのは山田選手。しかし、強く降り続く雪が助走路に積もってしまい、山田選手の助走のスピードが1本目より遅くなります。これでは遠くまで飛ぶことができません。結局、山田選手は5位に終わりました。
試合後、渡瀬選手は「きょうはテレビ中継のある試合だったのでK点まで飛んで、女子ジャンプを知らない人に『女子だってK点を飛べるんだ』とアピールしたかった」と少し残念そうでしたが「第1回目の大会で優勝できたのはやっぱりうれしいです。これからの試合への弾みにもなりますし」と笑顔。海外での試合も控える今後への抱負を聞くと、「女子の後輩も増えてきて、みんな1m、また1mと距離を伸ばしているので、私も頑張ってもっともっと上を目指します!」と、力強いコメントをもらいました。
山田選手は最後に失速したような感じで着地したので、前回の試合で痛めた腰が悪化したのではと心配しましたが、「けがはもう大丈夫ですよ」と元気に答えてくれました。ただ、大事を取って大会前の公式練習を欠場しており、まだ今シーズンは大倉山を5回しか飛んでいないそうで「練習しないと勝てないです」と苦笑していました。今シーズンは地元・札幌で初めて女子のコンチネンタルカップ(3月9、10日)が開催されるので「ぜひそこで表彰台、できれば1番上に立って、日本の女子ジャンプを盛り上げていきたいです」と気合いが入っていました。
山田選手、渡瀬選手は来週も大倉山で開催される大会(20日・TVh杯、21日UHB杯)に出場する予定です。ぜひ、会場に応援にいらしてください!
2007年01月09日
山田選手2位、渡瀬選手3位 雪印杯
ロイズスキー部女子ジャンプの山田いずみ選手、渡瀬あゆみ選手は1月6日の雪印杯全日本ジャンプ大会(札幌・宮の森)に出場。山田選手が2位、渡瀬選手が3位に続きました。

雪印杯で2位に入った山田選手

笑顔を見せる渡瀬選手
今年最初の大会はノーマルヒルの宮の森シャンツェ(HS 100m、K点90m)で開催されました。1本目、絶好の風を受けて女子の最長不倒となる86.6mを記録した山田選手でしたが、着地の際に足をとられ、踏ん張ってこらえたときに腰を痛めてしまいました。山田選手は昨年も腰の負傷で海外遠征を欠場しており、陣営に緊張が走りました。
しかし、トレーナーの治療で2本目を飛ぶことができ、なんとか2位に滑り込みました。怪我の状態は比較的軽いということで、今後の試合も予定通り出場できる見込みなのでまずは一安心。渡瀬選手も結果は3位でしたが、練習では好調ぶりを見せていました。まだ、今シーズンはこれからが本番。今後の試合でもいっそうの活躍が期待されます!
なお、8日に予定されていたHBCカップジャンプ競技会(大倉山)は、強風のため中止されました。ちょうどこの日、発達した低気圧の影響で全道が大荒れの天気になってしまったんです。せっかくの試合が中止になってしまい残念でした。
山田・渡瀬の両選手は14日に札幌・大倉山で開催されるSTVカップレディースに出場する予定です。ジャンプはライブで見ると、とってもおもしろいスポーツです。巨大なジャンプ台に虹のようなアーチを描く選手たちの迫力は、実際に会場で見ると感動的ですよ!ぜひ、ジャンプ台に足を運んでみてください。そして、ロイズスキー部の両選手に大きな声援をお願いします!
2007年01月05日
竹内智香選手 国内大会を快勝!
ロイズのスタッフの一員で、トリノ五輪にも出場したアルペンスノーボーダー・竹内智香選手(ロイズ小嶋アカデミー)が1月5日、札幌市の真駒内スキー場で開かれた「FIS Kissmark Cup 2007 スノーボードジャパンオープニングマッチ」女子大回転に出場したので、私も応援に行ってきました!
例年この時期はワールドカップをはじめとする国際大会出場のため海外にいることが多い竹内選手。今回5年ぶりに出場したこの大会では、まだ優勝したことがありません。昨年暮れのヨーロッパカップで優勝した勢いをシーズン後半戦につなげるためにも、絶対に勝ちたいレースです。
今回の大会は、各選手が2本滑り、その合計タイムで争われます。大事な1本目、竹内選手は世界の強豪たちを相手に磨いたスピードを見せ付けてゴール!なんと、2位の選手に1秒近い差をつけて1番手に立ちます。コンマ1秒を争うアルペン競技で、この差は圧倒的なリードといえます。

1本目の竹内選手(クリックすると拡大します)
注目の2本目、竹内選手は快晴のゲレンデに白い雪煙を残し、鮮やかに駆け抜けました。2本目もトップタイムをマーク。結局、2本あわせた総合タイムでは2位に1秒86という大差をつけての快勝でした。



2本目の竹内選手(クリックすると拡大します)
地元・北海道での大会とあって、大勢の人が竹内選手の応援に駆けつけていました。竹内選手も冗談を言ったり、久しぶりの再会を喜んだりと、リラックスした雰囲気の中でいい滑りができたようです。竹内選手からは「この大会で初めて優勝することができて、残りのワールドカップに向けていい弾みをつけることができたと思います。頑張ってきますので、応援よろしくお願いします!」と元気なコメントを聞く事ができました。今シーズン後半戦も大活躍が期待できそうです。

表彰式の竹内選手
竹内選手はこの後再び海外へ出発。トレーニングを積みながら各地のワールドカップに出場し、2月16日のワールドカップ富良野大会に出場する予定です。引き続き、ご声援よろしくお願いします!

2006年12月25日
竹内智香選手、W杯7位・ヨーロッパカップ優勝!
ロイズのスタッフの一員でもあるアルペンスノーボーダー・竹内智香選手(ロイズ小嶋アカデミー)から最新の情報が入ってきました!
2006年、トリノ五輪で決勝トーナメントに進出する快挙を見せたものの、自身が目標に掲げていた表彰台、そして五輪金メダルには一歩及ばず、悔し涙を流した竹内選手。次のバンクーバー五輪を目指し、今季は自分の足で全国を回って自分のチームをつくり、海外のトップ選手に負けないぐらいの体制を整えてワールドカップに出場しています。
しかし、ワールドカップの主戦場となる今シーズンのヨーロッパは極度の雪不足に見舞われています。ワールドカップも延期、中止、代替開催が相次ぎ、コンディションの調整を難しいものにしている上、人工降雪機で仕上げたゲレンデは状態が独特で、竹内選手もワールドカップ序盤戦では思うように実力を発揮できない試合が続きました。2戦目のオーストリアでは22位。3戦目のイタリアでは予選のコース途中で転倒し、まさかの途中棄権に終わりました。それでも竹内選手は前向きな姿勢を決して失うことがありません。私もオフシーズンに竹内選手とお話していて感じるのですが、彼女はとにかく自分の目標に向かって真摯に、そして強い意志を持って挑み続けるアスリートなのです。
20日からは、中止になったワールドカップの代替試合を含めてオーストリアでの3連戦がありました。初日のワールドカップでは決勝トーナメント進出にあと一歩のところまで迫る17位に入ります。これできっかけをつかんだか、翌日のワールドカップでは見事決勝トーナメントに駒を進め、今季最高の7位入賞を果たしました。
そして22日、同じ会場でヨーロッパカップに出場した竹内選手は、その実力を見せ付けました。予選をトップタイムで通過すると、その後も小嶋久幸コーチが「ほぼ完璧」と話す素晴らしい滑りを見せて、なんと優勝!しかも決勝で倒したのはワールドカップ3戦目で優勝したイタリア人選手です。内容のある優勝で、きっと竹内選手本人にとっても大きな自信になる結果になったことと思います。今季ワールドカップも前半戦を終えたところですが、いよいよ竹内選手が上昇気流に乗ってきました!
竹内選手はこの後いったん帰国し、1月5日に札幌・真駒内スキー場で開催される「FISキスマークカップ2007
スノーボードジャパンオープニングマッチ 」に出場する予定です。ご声援、よろしくお願いします!
2006年12月20日
スキージャンプ冬季開幕2連勝!
ロイズスキー部の山田いずみ選手と渡瀬あゆみ選手は12月16、17日の両日、北海道名寄市のピヤシリシャンツェ(HS100m、K点90m)で開かれた2大会に出場。国内ジャンプのウインターシーズン開幕を告げる2大会で両選手が1勝ずつを挙げ、幸先の良いスタートを切りました!
両選手は今月、ノルウェーでのレディースコンチネンタルカップに出場する予定だったのですが、今シーズンのヨーロッパは極度の雪不足。各種スキー大会が相次いで中止を決める中、コンチネンタルカップも中止となり、急きょ名寄での試合に出場することになりました。
16日の名寄ピヤシリジャンプ大会は風の状態がめまぐるしく変わる最悪のコンディションとなりましたが、渡瀬選手が安定したジャンプを見せ、2位以下を寄せ付けず圧勝。翌17日の吉田杯ジャンプ大会では、山田選手が1本目でK点に届く90mを飛ぶと、2本目も86mで後続との差を広げて快勝しました。

表彰台に立つ渡瀬選手(写真上)と山田選手
この夏、確かな復調の手ごたえを感じた渡瀬選手は「前日までしっくりいかなかったけれど、本番では最低限のジャンプをまとめて優勝することができてよかった。これからジャンプの確率を高めていきたい」と力強くコメント。山田選手も「新しいことに取り組んでいる最中なので結果にはこだわらないつもりでしたが、正直なところ、勝つことができてほっとしています。世界のトップに立つためにあきらめず努力していきます!」と、これから始まる長いウインターシーズンへの決意を語りました。
今シーズンも山田選手、渡瀬選手へ熱い声援をお願いします!
2006年10月31日
伊藤杯サマージャンプファイナル 山田選手、渡瀬選手が1-2位!
伊藤杯サマージャンプファイナル大会が10月22日、札幌市の大倉山シャンツェ(HS134m、K点120m)で開かれ、ロイズスキー部の山田いずみ選手、渡瀬あゆみ選手が出場しました。

山田いずみ選手のジャンプ

渡瀬あゆみ選手のジャンプ

リラックスした表情の山田選手㊧と渡瀬選手
(写真はいずれも撮影・スポーツライター・カメラマン岩瀬孝文氏)
山田選手は1本目123m、2本目で120mと、ともに女子ではただ1人K点に到達するジャンプ。飛型点でも他の選手を寄せ付けず、総合得点もただ1人200点を超える231.9点で圧勝しました。
渡瀬選手も1本目112m、2本目107mと飛距離をそろえ、総合183.7点で2位。またしてもロイズスキー部の両選手が1-2位を独占しました。このサマーシーズンは国内はもちろん、海外でも大活躍を見せた両選手。いよいよ目前に迫ったウインターシーズンも楽しみになってきました。
2006年10月18日
竹内智香選手の今季W杯初戦 予選1本目2番手タイムも無念のフライング
ロイズのスタッフで、トリノ五輪にも出場したアルペンスノーボーダー・竹内智香選手(ロイズ小嶋アカデミー)は10月13日、オランダのランドグラーフで開かれたワールドカップ今季初戦に出場。1本目で予選2番手につける最高の滑り出しを見せましたが、2本目でフライングを犯し、27位でした。
竹内選手は同コースでのワールドカップに過去3度出場していますが、いずれも16位前後に終わっており「苦手意識の強いスキー場の1つ」だといいます。しかし、次の五輪を目指し、「ワールドカップで高い確率で上位に入る」ことを目標に掲げている竹内選手。苦手なコースを苦手なままにしておくことはできません。「苦手意識を取り払い、今の自分の力を試してみようと考えて試合に挑んだ」という前向きな姿勢が功を奏し、予選1本目を2番手タイムで終えました。予選通過の上位16位以内はもちろん、この調子をキープすれば表彰台も狙える絶好のスタートです。
しかし、好事魔多し。自信を持って臨んだ2本目のスタートは痛恨のフライングになってしまいました(※)。結局、2本目で大きくタイムを落とした竹内選手は総合27位で予選を通過できない結果に終わりました。あまりにも痛いミスに、竹内選手も「悔しい思いと申し訳ない気持ちでいっぱい」と無念さをあらわにしていました。
しかし、収穫が無かったわけではありません。欧米勢に比べて体格が劣る竹内選手は、体重が重い選手が有利な傾斜の緩いコースで遅れをとってしまうことが多かったのですが、今回は苦手な緩斜面でそれを吹き飛ばすような予選1本目の好タイムを出しました。今週末、竹内選手は休む間もなくオーストリアでのワールドカップに臨みます。竹内選手は「今回でのレースで得たものを来週のレースで生かしていきます。次は良いレース報告が出来るように引き続き頑張ります」と、意欲を見せていました。今シーズンも、竹内選手に大きなご声援をよろしくお願いします!
※スノーボードのアルペン競技は、スタートゲートがロックできるようになっていて、開かないようにロックされたゲートがスタートの合図とともに開くギリギリのタイミングで選手が飛び出していく仕組みになっています。そのため、フライングをしても再スタートは行われず、フライングした選手にとっては大きなタイムロスとなってしまいます。上位16人が進出できる決勝トーナメントは2本滑って合計タイムが少ない方が勝ち上がりますが、2本目では1本目の着差の分だけ遅かった選手のゲートが遅れて開くようになっているので、2本目で先にゴールした選手が勝ちになります(たとえば1本目をA選手が28秒、B選手が29秒で滑り終えた場合、2本目はB選手のゲートがA選手より1秒遅く開きます。したがって、2本目でもしもB選手が先にゴールすれば、B選手は2本目でA選手より1秒以上早く滑ったということになり、合計タイムでも勝ちになります)。
2006年10月11日
スキー部ジャンプ陣、引き続き好調です!
ロイズスキー部の女子ジャンパー、山田いずみ選手と渡瀬あゆみ選手は8日、長野県白馬村で行われた記録会(HS131m、K点120m)に出場。山田選手が優勝、渡瀬選手も2位に入る大活躍を見せました!
大会当日の白馬は終始風の状態が安定せず、風向きや風の強さに大きな影響を受けるジャンプ競技にとっては非常に厳しいコンディションとなりました。その中で山田いずみ選手は1本目で112.5mを飛ぶと、2本目ではただ一人100mを越える104.5mをマーク。飛型点を合わせた総合180.1点は、2位以下に50点近い大差をつけての完勝でした。試合後、山田選手はロイズへのメールで「安定した試合とはいきませんでしたが、風の条件に合わせたジャンプをすることができたと思います」とコメント。条件が悪い中でも納得できるジャンプができたことに充実感を漂わせました。
渡瀬あゆみ選手も1本目は100m越えの101.5mを飛びました。2本目は条件に恵まれず91.5mだったものの、総合132.9点で堂々の2位入賞。「きょうは(天候)条件の違いがはっきり出てしまいました。いずみさんとは大差がつきましたが、最低ラインの2位はキープできたのでよしとしたいです」と話すとおり、コンディションに左右されず結果を出すところはさすがです。
今月22日には大倉山で「世界ノルディックスキー2007開催推進 伊藤杯サマージャンプファイナル大会」が開催されます。現在、ナショナルチームの合宿に参加しているロイズスキー部の両選手も出場する予定なので、応援よろしくお願いします!
2006年08月22日
ロイズスキー部ジャンプ陣・コンチネンタルカップを振り返って
先月から北米、ヨーロッパと海外でのコンチネンタルカップに出場していた山田いずみ選手、渡瀬あゆみ選手がこのほど帰国しました!

コンチネンタルカップで、自己最高の3位入賞を果たした渡瀬あゆみ選手のジャンプ(ドイツ・マイナーツァーゲン)
コンチネンタルカップの表彰台に立つ渡瀬あゆみ選手(左から3人目)
今回の遠征では、渡瀬選手がうれしい3位入賞を達成。しかも海外で開催されたジャンプのレディースコンチネンタルカップでは、日本人初の表彰台という価値のあるものでした。「3位になった会場は、3年前にも試合でいい成績を出した、相性のいいジャンプ台。現地に入ってから調子も上向き、納得いく結果を出すことができました」と、コメントにも充実感がにじみました。渡瀬選手はこのほかにも世界の強豪相手に2度、6位に入賞するという堂々の成績。「きちっと最低限のジャンプができて入賞できましたし、目標にしていた、個人戦の表彰台に立つことができ、世界で戦っていく上で大きな自信になります。今後もこの調子で頑張っていきます」と、闘志を燃やしていました。
一方の山田選手も、腰を痛めて北米遠征を欠場したものの、ヨーロッパでは好調をキープ。コンチネンタルカップ復帰初戦のドイツではいきなり5位に入り、「さすが山田選手」というところを見せてくれました。「久々の海外試合だったせいもあるのか、気持ちが空回りしてしまったように思う」という残りの試合では、いいジャンプを見せながらもう1本のジャンプの点数が思うように伸びず、不本意な結果に終わりましたが、表彰台、そして優勝にも届く手ごたえをつかんだようです。
しかし、そこは国内第一人者の山田選手。決して万全ではない状況で善戦できたことだけで立ち止まることはしません。「これから、自分に何が足りなく、今後何をしていけばいいのかを考えて、それに向かってトレーニングに励んでいきたいです。今後の課題を明確にすることができた意味で、今回の遠征での経験は、私にとって表彰台よりも意味のあるものだったと思います」と、悔しい結果を正面から受け止め、さらなる力に変えていく決意をみなぎらせました。
サマーシーズンも残り少なくなりましたが、そうこうしているうちにもうすぐウインターシーズンがやってきます。引き続き、ロイズスキー部の両選手にご声援、よろしくお願いします!
2006年08月16日
渡瀬あゆみ選手、コンチネンタルカップ3位入賞!
ヨーロッパ遠征中のロイズスキー部の山田いずみ、渡瀬あゆみの両選手は、8月12日にドイツのマイナーツァーゲン(ヒルサイズ68m、K点62m)で開かれたコンチネンタルカップに出場。渡瀬あゆみ選手は海外で開催された女子ジャンプのコンチネンタルカップでは、日本人初となる3位で表彰台に立ちました!
渡瀬選手は1本目、K点に届く62メートルを飛ぶと、2本目では64メートルとさらに飛距離を伸ばしました。飛型点も18点前後の高得点が並び、今年3月、山形県蔵王で開かれたコンチネンタルカップでの山田いずみ選手に続く表彰台に立ちました。
山田選手は1本目で全体の28番手と出遅れましたが、2本目では大きく挽回しての17位。貫禄のジャンプを見せてくれました。
両選手は15日、オーストリアのビショフスショーフェンでのコンチネンタルカップ(ヒルサイズ78m、K点65m)にも出場。渡瀬選手はここでも70.5m、70mといいジャンプで6位に入賞しました。山田選手も1本目は全体の3番手に付ける72mのジャンプを見せ、8位に入りました。
今回の遠征では、渡瀬あゆみ選手が素晴らしい活躍を見せてくれました。腰に不安を抱える山田いずみ選手も、なかなかいいジャンプが2本揃わず、順位としては苦戦しているように見えますが、それでも個々のジャンプを見ると復調の手ごたえが感じられる内容を見せてくれています。サマーのコンチネンタルカップはこれで終了ですが、ロイズスキー部の2人にとっては、ウインターシーズンに向けて期待が膨らむサマーシーズンになりました。
2006年08月11日
コンチネンタルカップ 山田いずみ選手5位入賞
レディースコンチネンタルカップ出場のため、ヨーロッパに遠征しているロイズスキー部の山田いずみ選手、渡瀬あゆみ選手の最新情報が入ってきました。
故障のため先月の北米遠征を見送った山田いずみ選手でしたが、8月6日、ドイツ・クリンゲンタールで行われた初戦でいきなり5位に入りました。山田選手は1本目73.5mに終わり、飛型点を合わせた得点でも全体の14番手と大きく出遅れましたが、2本目でK点(80m)を越える81mを飛び、5位に入りました。日本勢の2番手は渡瀬あゆみ選手の14位でした。
クリンゲンタールの表彰式で。右から2人目が山田選手
クリンゲンタールでのコンチネンタルカップ前日にトレーニングを兼ねて参加したインターナショナル・ジャーマン・チャンピオンシップでは渡瀬選手が見せ場を作りました。4カ国32人の選手が出場したこの試合で、渡瀬選手が堂々の5位。渡瀬選手は8月9日にドイツのポーラで行われたコンチネンタルカップでも日本勢最上位の12位(山田選手は14位)に入っています。
表彰式での渡瀬選手(右から2人目)
両選手はこの後、ドイツ・オーストリアで開催される残り2試合のコンチネンタルカップに出場する予定です。
2006年08月01日
スキー部女子ジャンプ陣、2大会連続1-2!
北米遠征を終えて帰国した渡瀬あゆみ選手と、腰痛の悪化のため今回の遠征メンバーから外れたロイズスキー部の山田いずみ選手は、7月29日に北海道士別市で開かれた全日本ジュニア・レディースサマージャンプ朝日大会、30日に北海道名寄市で開かれたサンピラー国体記念サマージャンプ大会に出場しました。
29日の朝日の大会(K点60メートル)では、渡瀬選手が遠征から帰国して休むまもなく試合という厳しいコンディションの中、1本目で55メートル、2本目で54メートルと安定したジャンプで優勝!2位に山田選手が入りました。

朝日の大会の表彰式。1位渡瀬選手、2位山田選手
30日の名寄の大会(K点90メートル)では、山田選手が見せ場を作ります。1本目に最長不倒となる87メートルを飛ぶと、2本目も84.5メートルを記録し逃げ切りました。2位には渡瀬選手が入り、久々の揃い踏みとなったロイズスキー部の2人で2日連続の1-2位独占!8月2日から、今度はドイツ・オーストリアで開催されるコンチネンタルカップに出場する両選手にとっては、いい形で試合を終えることができました。

名寄の大会の表彰式。1位山田選手、2位渡瀬選手
「朝日の試合は、全く勝つ自信がなかった」という渡瀬選手は、「ジャンプの内容は悪かったけれど、その中でも優勝という結果が出せてうれしかったです」と、喜びを語りました。優勝もさることながら、渡瀬選手が喜んでいたのが名寄の試合の2本目。凧のように自分の体やスキーで風を受けて飛ぶジャンプでは、最悪のコンディションである追い風の中で85メートルを飛んだことに「内容も良く、満足しています」とのコメント。決していい条件だけで飛ぶことができるわけではないのがジャンプという競技ですが、悪条件の中でも結果を出せたことは大きな自信になったようです。
一方、故障休養明けながら貫禄の優勝を飾った山田選手。「技術的には、あまりいいものではありませんでしたが、徐々に感覚が戻ってきている感じです。海外遠征に当たって弾みになってくれると思います」とのコメント。国際大会でも上位に入るだけの地力がある山田選手だけに、次回の遠征にも期するものがあるようです。
両選手とも、調子が上向きになっている中でのヨーロッパ遠征には、大きな期待がかかります。世界トップの女子ジャンパーたちに挑むロイズスキー部の応援よろしくお願いします!
渡瀬あゆみ選手、コンチ杯で6位入賞!
先日お伝えしたとおり、アメリカ、カナダへ遠征していたロイズスキー部の渡瀬あゆみ選手ですが、7月26日にカナダのカルガリーで行われたコンチネンタルカップで6位入賞を果たしました!欧米から世界トップの選手たちが集まったコンチネンタルカップ。渡瀬選手は1本目84メートル、2本目85メートルと、いずれもK点の89メートルに迫るジャンプで上位に食い込みました。

表彰式。一番左が渡瀬選手。ちなみに6位がもう1人いたため入賞者は7名です
渡瀬選手はこのほかカルガリーとアメリカのパークシティで開かれたコンチネンタルカップ3試合に挑み、いずれも10位以下でしたが、日本選手の中では最高順位をマークしました。

パークシティーのジャンプ台
ワールドカップやオリンピックがないスキーの女子ジャンプでは、現在のところコンチネンタルカップが事実上世界最高峰の大会です。今年3月には国内初の女子ジャンプコンチネンタルカップが山形県で開催され、ロイズスキー部の山田いずみ選手が3位で表彰台に立ちました。それに続く今回の入賞、素晴らしい成績だと思います。両選手はこの後また海外遠征を控えていますので、引き続き応援していきたいと思います。
2006年07月25日
竹内智香選手、ニュージーランドに出発へ
ロイズスキー部のアルペンスノーボーダー・竹内智香選手(小嶋アカデミー)が8月1日からニュージーランドでの雪上トレーニングを開始することになり、7月25日、出発のあいさつのため北海道当別町のロイズふと美工場に出社。元気な姿を見せてくれました。


3月に富良野で開かれたワールドカップでの竹内選手
竹内選手は例年、春から夏にかけて南半球やヨーロッパの氷河でスノーボードに乗って練習してきましたが、今年を4年後のオリンピックに向けての土台づくりのシーズンと位置付け、国内でのフィジカルトレーニングに集中してきました。
「はじめのうちはスノーボードに乗らないことに焦りを感じていましたが、この2ヶ月、1人でいろんなことに挑戦して、精神的に強くなれたと思います」と話す竹内選手。今年2月のトリノ五輪で技術、身体、精神だけでなく、競技に集中できる環境も充実させなければ勝てないと実感して、さらなるスポンサーを探して1人で全国の企業を訪問するなど、これまでのシーズンとは全く違う経験を積んできました。「今までの自分の経験になかったような人たちと会えたことや、応援してくれる人が増えたことで、多くのことを得ることができました」と、充実したオフシーズンを送ることができたようです。
「コンディション、自分の体調、そして少しの運、すべてがうまくいっても、4位以内に入れればいいほうでした」。4年間目標にしてきたトリノで、竹内選手は世界トップレベルの中でもさらに上位にいる選手たちと自分との間にある壁を感じました。竹内選手は「オリンピックの直前2シーズンでは、ワールドカップで9割近い確率で4位以内に入れるようでないとオリンピック本番で上位を狙うのは難しいけれど、それを目指すには何かのきっかけが必要だと思います。もちろん、何もしないできっかけをつかめるわけはないので、今シーズンは自分からいろいろ仕掛けていくつもりです」と意気込みを語ってくれました。
竹内選手は、この後東京に移動してトレーニングした後、8月1日から約1ヶ月間、ニュージーランドで雪上での練習を積み、再び帰国して3週間ほどトレーニングをして、ヨーロッパでの合宿に入る予定です。
2006年07月18日
渡瀬あゆみ選手完勝! 宮の森サマージャンプ
7月15日、札幌市の宮の森シャンツェで第24回宮の森サマージャンプ大会が開かれ、ロイズスキー部の渡瀬あゆみ選手が優勝しました!
渡瀬選手のジャンプ
渡瀬選手は1本目91メートル、2本目も91.5メートルと、K点越えを連発。2位以下を突き放しての完勝で、宮の森では社会人になって初めての優勝に華を添えました。
3年前の靭帯(じんたい)を切る大怪我を乗り越えた後、なかなか自分の納得のいくジャンプができず苦しんでいた渡瀬選手ですが、「久々に2本とも自分のジャンプができて、今後の自信になる大会になりました」と笑顔が弾けました。残りのサマー大会に、そしてウインターシーズンに、期待がかかります。
ロイズスキー部の山田いずみ選手は、爆弾を抱えている腰を大会直前の練習で痛め、欠場を余儀なくされました。「調子が良くなってきていたので残念ですが、あせらずリハビリを続けたいと思います」と話していました。
渡瀬選手は急遽、アメリカでのコンチネンタルカップ出場が決まり、19日から遠征することになりました。全部で4試合に参加する予定です。また、山田選手は7月末の復帰を目指して治療に専念することになり、22、23日の大倉山での試合はロイズスキー部は欠場することになりました。応援の予定を立てられていた方には大変申し訳ありません。
2006年07月12日
スキージャンプのサマー開幕!渡瀬選手が2位、山田選手が3位
普通、スキーといったら冬の競技で、夏はオフシーズンになるものですが、ジャンプ種目にはサマーシーズンというものがあります。7月9日、いよいよ今年のサマージャンプシーズンが開幕しました。
大会が行われたのは北海道北部の士別市というところです。昨年9月に旧士別市と合併する前まで会場のある場所は朝日町という地域で、大会名も全日本サマージャンプ朝日大会といいます。

大会は右側のジャンプ台(ミディアムヒル、K点60m)で行われました
雪の無い時期にもジャンプ大会を開くことが出来るのは、雪が無くても摩擦の少ない助走路や、安全に着地・停止できるランディングバーンが作られているおかげです。

上の写真のように、緑色のランディングバーンには特殊な人工芝のようなものが敷きつめられています。スキーの摩擦で発生した熱を冷やすために、散水が行われています。
大会にはロイズスキー部の山田いずみ選手、渡瀬あゆみ選手も出場し、元気な姿を見せてくれました。
渡瀬選手のジャンプ
山田選手のジャンプ
大会前の練習から絶好調だった渡瀬選手は1回目に52m、2回目には56mと飛距離を伸ばし、2位と健闘。今シーズンに期待がふくらみます。
山田選手は爆弾を抱えている腰の調子が思わしくなく、本来の調子ではありませんでしたが、52.5m、54mを飛び、3位に入賞しました。
優勝したのは茂野美咲選手(浅井学園大)。他の選手がなかなか距離を伸ばせなかった1本目で54.5mといいジャンプを見せ、そのまま逃げ切りました。オリンピックやワールドカップなど、国際大会がいまだ開催されていない女子ジャンプですが、2009年世界選手権から女子ジャンプの実施が決まり、いよいよオリンピックの正式種目も視野に入るようになってきて、国内にも将来を担う若手有望選手たちが次々と現れてきているようです。
渡瀬選手は「調子が良かったので、優勝を逃して悔しいです。自分としては納得のいくジャンプだったので、メンタル面をもっと強くしてこれからの試合に挑みたい」と、コメント。山田選手は「体調が万全でなかったのが残念。この後の試合はもっと大きなジャンプ台になるので、本来のジャンプができるように頑張ります」と、雪辱を誓っていました。
この後、ロイズスキー部の両選手は15日の札幌市長杯(宮の森)、22日のUHB杯(大倉山)、23日の札幌市長杯(大倉山)と、札幌での試合に出場する予定です。市内にお住まいの方、市内にいらっしゃる予定の方は、ぜひ応援にいらしてください!大会日程、交通アクセス、入場料などについては札幌スキー連盟様のサイトをご覧下さい。
2006年04月03日
竹内智香さん、おかえりなさい!
ロイズのスタッフで、トリノ五輪代表のアルペンスノーボーダー・竹内智香選手(小嶋アカデミー)と、小嶋コーチがきょう、五輪後では初めてロイズふと美工場に出社して、今シーズンの報告をしました。

竹内選手と小嶋コーチは、トリノのお土産をたくさん手にふと美工場を訪れ、トリノ五輪や今シーズンのワールドカップについて話してくれました。小嶋コーチは今シーズンを振り返って「ワールドカップではコンスタントに8位前後に入れるようになり、昨年までより確実に力はついてきました。少し運があればベスト4、表彰台も狙える位置です。次はもっと上で常に戦えるようにならなければ」と話していました。
トリノ五輪のテレビ中継をご覧になった方なら、竹内選手がスタートで「行きます!」と大きな声を出していた姿が印象に残っているかもしれません。気合いが入ってましたね、と声をかけられた竹内選手は「エヘヘ・・・」と恥ずかしそうな笑顔。小嶋コーチは「近くで見ていましたが、いつものワールドカップの時より声に迫力がありましたね。本人にとっても、いつもと違う思いがあるんだろうなと思いました」と話していました。
竹内選手は「五輪や富良野のワールドカップで、本当に多くの人の応援を受けていることを感じて、感謝の気持ちでいっぱいです。今は次のバンクーバー(五輪)に向けての新しいスタート地点。もっともっと頑張っていこうと思っています」と、目を輝かせていました。
竹内選手はこの後、5月中旬には再び海外へ出発し、オーストリアの氷河のスキー場で練習に入る予定です。本当に休む間もなくといった感じですが、気持ちはすでに、来年行われる世界選手権に向かっているようです。これからも竹内選手へのご声援、よろしくお願いします!
2006年03月20日
富良野W杯、竹内智香選手の応援に行ってきました
トリノ五輪日本代表で、ロイズのスタッフでもあるアルペンスノーボーダー・竹内智香選手が3月19日、富良野市の富良野スキー場で開かれたワールドカップパラレル大回転今季最終戦に出場しました。工藤も竹内選手の応援に行ってきました!
大会当日の富良野は時折、みぞれが混ざる吹雪という悪条件となりましたが、大勢の人がゲレンデを訪れ、観戦していました。

富良野スキー場に設けられたW杯会場
予選では2回目の青コースで若干タイムを落としたものの、1回目の赤コースと合わせた総合タイムで9位に入り、日本人選手では唯一、決勝トーナメントに進出しました。
午後になると、いっそう吹雪が強くなりました。コース中盤ぐらいからスタート地点を見上げると、雪でかすんで見えないほどです。そして迎えた1回戦。竹内選手の名前がアナウンスされると、会場の声援も一段と大きくなりました。そして竹内選手がスタートゲートから飛び出しました!

吹雪の中行われた1回戦に挑む竹内選手
1本目は竹内選手がリードを奪います。これでプレッシャーがかかった相手選手は2回目、序盤で転倒。竹内選手は悠々とゴールして準々決勝進出を決めました。
準々決勝を勝ち4強に残れば、自身2度目の表彰台も見えてきます。全長528メートルもあるコース脇には、ゲレンデを訪れていたスキーヤーやスノーボーダー、そしてリフトと徒歩で会場まで上ってきたギャラリーが詰め掛け、レースの行方を見守ります。対戦相手は米国のゴーゴン選手です。

旗門を攻める竹内選手
1回目、大きくリードを奪われた竹内選手でしたが、2回目でものすごい追い上げを見せます。ゴール間際、先行するゴーゴン選手に並びかけました。「届け!」観客の願いに後押しされるようにほぼ同時にゴールイン。しかし、わずか0秒04差及ばず、準々決勝で敗退。予選タイムによって順位は8位となりました。
レース後、竹内選手は報道陣の質問に答えて今回のワールドカップや、五輪への思いを語りました。「トリノではとても悔しい思いをしました。この悔しさと4年間、つきあっていくことになるんだろうと思っています」と話す竹内選手。五輪での話題に触れているうちにこれまでの4年間、常に目標としてきた五輪での悔しい思いがよみがえってきたのか、目から大粒の涙をこぼしていました。「レースを楽しむことができたか」との問いにも「楽しむことができるのは、勝った人だけだと思いますから、そういう気持ちにはなれませんでした」と、きっぱり言い切りました。このストイックな姿勢があればこそ、五輪やワールドカップでも結果を出し、さらに上を目指していけるのだと思います。

レース後、取材を受ける竹内選手
レースの後、竹内選手の周りには応援に駆けつけた人たちが大勢やってきました。竹内選手も1人1人に声をかけてお礼を言ったり、サインや記念撮影に応じていました。もちろん、ロイズの応援団も記念撮影してもらいましたよ~。
ふと会場を見渡すと、竹内選手だけでなく、欧米のトップ選手たちも子どもたちに囲まれてサインに応じていました。中には子どもたちに「なまら(とても)かっこ良かったよ!」と北海道弁で声をかけられて「ナマラ、カッコヨカッタ、OK?」と、北海道弁で返して仲良しになったりする選手の姿もありました。こうやって、地元の名選手や、海外からやってきた世界トップレベルの選手と触れ合った子どもたちの中からも、ワールドカップで活躍するスノーボーダーが誕生していくのかもしれませんね。
2006年03月13日
女子ジャンプ陣 今季を振り返って
ロイズスキー部女子ジャンプの山田いずみ選手、渡瀬あゆみ選手は3月8日、ノルウェーで開かれたコンチネンタルカップに出場しました。山田選手は90メートル、89.5メートルと安定したジャンプで5位入賞。渡瀬選手は85メートル、86.5メートルで13位でした。
これで今回のウインターシーズンは終了です。山田選手はシーズン途中、怪我で欠場を余儀なくされるアクシデントに見舞われましたが、女子では最高峰の国際大会となるコンチネンタルカップで初の表彰台に上がるなどの活躍を見せました。海外遠征直前での負傷について山田選手は「怪我で遠征を辞退した時は悔しさでいっぱいでしたが、結果として自分を振り返る事ができ、精神的にも強くなったと思います。そしてそれがあっての表彰台だと今は思えます」と、振り返りました。
渡瀬選手にとっては、なかなか結果が出ず苦しんだシーズンとなったようです。しかし、3年前の靭帯を切る大怪我から復活した渡瀬選手にとって、まずは大きなケガをせずシーズンを終えることができたというのもとても大事なこと。「成績の面ではなかなか調子も上がらず国内大会、国際大会ともに悔しい結果に終わってしまいましたが、この悔しさをバネにまた春からトレーニングに励みたいと思います」と、雪辱を誓っていました。
「今シーズンもたくさんの応援、ありがとうございました!」
2006年03月10日
竹内智香選手 ワールドカップ米国大会で14位
ロイズのスタッフで、トリノ五輪に出場したアルペンスノーボーダー・竹内智香選手(小嶋アカデミー)は9日、米国のレークプラシッドで開かれたFISワールドカップ女子パラレル大回転に出場。予選を突破したものの1回戦で敗れ、14位でした。
前の試合で6位入賞を果たした勢いを次につなげていきたい竹内選手は、予選12位とまずまずの順位で決勝トーナメント進出を決めました。1回戦の対戦相手は、トリノ五輪金メダリストで、ワールドカップ種目別でも3連覇を決めているダニエラ・ムリ(スイス)。女王を倒し、一気に頂点を目指したい竹内選手でしたが、残念ながら1回戦で姿を消しました。
いよいよ次は今季最終戦。しかも、竹内選手のホームゲレンデ・富良野での大会です。竹内選手が出場するパラレル大回転は3月19日の日曜日、北海道富良野市の富良野スキー場で開かれます。予選は午前9時、決勝は午後1時スタートの予定。入場は無料です。詳しくは大会ホームページをご覧ください。皆様のご声援、よろしくお願いします!
2006年03月07日
山田選手、ノルウェーのコンチネンタルカップで4位
ロイズスキー部の女子ジャンプ、山田いずみ選手と渡瀬あゆみ選手は、コンチネンタルカップ出場のためノルウェーに遠征中です。3月5日にノルウェーのビケルスンで行われた試合で、山田いずみ選手は4位に入賞しました!渡瀬あゆみ選手は16位。明日8日の試合での巻き返しを図ります。
山田選手は93.5メートル、92.5メートルと、K点(90メートル)越えを揃える安定したジャンプを見せました。今季参戦したコンチネンタルカップはここまで6位、3位、4位と上位入賞を続けています。渡瀬選手と共に、残り1戦でもきっと活躍してくれるでしょう。みなさんの応援、よろしくお願いします!
2006年03月06日
竹内智香選手、W杯で6位!予選は3位タイム!
ロイズのスタッフでもあるトリノ五輪日本代表のアルペンスノーボーダー・竹内智香選手(小嶋アカデミー)は3月3日、ロシアのサンクトペテルブルクで行われたワールドカップ・パラレル回転に出場しました。竹内選手はなんと、予選を3位の好タイムで滑りきり、決勝トーナメントに進出。これは竹内選手にとってワールドカップ予選ベストの順位となりました。去る1日の大会では予選1本目を4位で滑りきりながら2本目でスタートのタイミングを誤り、予選総合で16位と大きく出遅れてしまったこともあり、竹内選手は「3位という予選結果は素直に嬉しかった」と、ようやく納得のいく結果を出せたことに充実感を漂わせました。
続いて1回戦ではオランダの選手を破り、今季初めて決勝トーナメント2回戦に進出しました。2回戦では、五輪の決勝トーナメントで苦杯をなめさせられたオーストリアのドリス・ギュンター選手と対戦。「勝ちたいという気持ちが強く、少し力みがあった」と振り返った竹内選手はわずかに遅れを取り、2回戦で敗退しました。それでも、予選を好タイムで勝ち上がった竹内選手は今季ベストの6位入賞。まだまだ調子は上昇中のようです。ちなみに大会は、竹内選手を破ったドリス・ギュンター選手が優勝しました。
竹内選手は「表彰台に上がれるチャンスを生かすことができなくてとても悔しかったですが、今季はずっと決勝1回戦で負けていたので一つ勝ち上がれて嬉しかったです。あと2戦残っているワールドカップでベストな滑りが出来る様に精一杯頑張りたいと思います」と、さらなる飛躍を誓っていました。
残る2戦で2年ぶりの表彰台、そしてさらにその上を目指す竹内選手。ワールドカップの次の試合は9日のレークプラシッド(米国)で、そして19日には今季最終戦が、竹内選手のホームゲレンデ・富良野で開かれます。
2006年03月03日
山田いずみ選手、念願の初表彰台
ロイズスキー部女子ジャンプの山田いずみ選手と渡瀬あゆみ選手は3月1、2日の両日、山形市蔵王温泉の蔵王ジャンプ台(K点90メートル)で開かれたFISレディースコンチネンタルカップに出場。2日の試合では、山田選手が国際大会初の表彰台となる3位に入りました!
1月の練習中に腰を負傷し、欧州遠征を欠場していた山田選手でしたが、復帰2戦目で出場した2日の大会で、1本目82.5メートル、2本目86メートルと安定したジャンプを見せました。アジアでは初開催となったレディースコンチネンタルカップには、海外からも7カ国13人の選手が参加。しかもそのうち9人が世界ランキング10位以内の強豪選手です。事実上、世界最高の顔ぶれがそろったと言える中での表彰台は素晴らしい快挙だと思います。
山田選手は1日の試合でも6位入賞。さらに、渡瀬あゆみ選手も1日こそ16位に終わりましたが、2日の試合では日本勢の中で山田選手に次ぐ11位と健闘しました。
山田選手は「本当に嬉しいです!(1日の試合は)守りに入った部分があったのですが、監督と話し合って思い切って行けと言われ、失敗を恐れず飛ぶことができました。世界と戦うようになってからの目標を果たすことができて本当に良かったです」とコメント。渡瀬選手も「自分自身の2試合を振り返ると自分のジャンプができず残念でしたが、山田選手が念願の表彰台に上がったことで勇気をもらった気がします。コンチネンタルカップの残り2戦も気を引き締めて頑張ります」と、元気な言葉をもらうことができました。
両選手は試合後すぐノルウェーに移動し、8日と10日のコンチネンタルカップに出場します。
2006年03月02日
竹内智香選手、ワールドカップ16位
ロイズ社員で、トリノ五輪に出場したアルペンスノーボーダー・竹内智香選手(小嶋アカデミー)は3月1日、ロシアのシュコロボで開催されたワールドカップパラレル回転に出場。上位16選手で争われる決勝トーナメントに進出しましたが、決勝トーナメント1回戦で敗れ、16位でした。
竹内選手は予選1本目を4位で終えましたが、2本目は26番手タイム。それでも、合計タイムは全体の16位で、上位16選手で争われる決勝トーナメントに進出しました。1回戦の相手は予選で最速のタイムを出したスイスの選手。竹内選手は1本目、相手選手より0秒26早いタイムでゴール。2本目に期待がかかりました。
しかし、2本目で惜しくも逆転され、0秒15差で敗れ、2回戦進出はなりませんでした。
今シーズンのワールドカップは残り3戦。最終戦は3月19日、富良野スキー場で行われます。みなさまのご声援、よろしくお願いします!
2006年02月27日
竹内智香選手の応援会
トリノ五輪、終わっちゃいましたね。日本の成績がどうだったとかいろいろ言われてますが、個人的にはとても楽しく競技を見ていました。スノーボードやアルペン、クロスカントリー、バイアスロン、スピードスケートやリュージュ・ボブスレー、カーリングって、オリンピックでもないとなかなか見る機会がないですからね。
さて、先週木曜日に行われたスノーボード女子パラレル大回転には、ロイズの社員でもある竹内智香選手が出場しました。スノーボードの会場はトリノから西に約100キロ、バルドネッキアというところです。先日、トリノを訪れたときに、市内を見下ろす丘の上から西の方向を眺め、まるでミケランジェロの作品のように端正な顔立ちの地元青年に「バルドネッキアってどっちの方ですか?」と訪ねたところ、

地元の人「(写真中央の)山がくぼんで見えるあたりだよ」
と教えてもらいました。実際の会場の様子はこんな感じです。

撮影・スポーツライター・カメラマン岩瀬孝文氏
当日はロイズのスタッフも応援会を開きました。会社の食堂の壁にプロジェクターでテレビ中継を投影してみんなで盛り上がりました。

竹内選手は予選を2本滑って9番手の好タイムを出し、上位16人が進出できる決勝トーナメント出場を決めました。俄然、盛り上がる応援会参加者たち。

拍手、メガホンに加えて誰かが持ち込んだチアホーンの音が響き、大変な熱気です。
迎えた決勝トーナメントの1回戦は、オーストリアのドリス・ギュンター選手との対戦。1本目、竹内選手はほぼミスなく滑ったんですが、0秒1差で遅れをとってしまいます。スクリーンにタイムが映し出されると応援会場内に悲鳴が響きました。
2本目は1本目のタイム差分だけ竹内選手が遅れてスタートして、先にゴールしたほうが勝ち上がりです。「行きまーす!」と気合いを入れて竹内選手がスタートゲートを飛び出すと、応援会のボルテージも最高潮に達しました。
2本目も素晴らしい滑りでした。4年間、この日のためだけに生活の全てを懸けてきた竹内選手。4年間の全てがこの一瞬のためにあったのです。そんな状況でも大きなミスを犯さず、攻めの滑りができる精神力の強さは文句なしに世界トップレベルです。しかし、結果は惜しくも0秒24届かず、無念の1回戦敗退に終わりました。

竹内選手(右)と小嶋コーチ(撮影・岩瀬孝文氏)
レースの後、竹内選手は涙を流して悔しい胸の内を語っていました。正直、五輪のこの種目では日本人過去最高の成績で、しかも世界で9位なんだから立派なものだと思うんです。でも、誰よりも自分自身が「まだまだ上にいける」と思うからこその涙だったのでしょう。22位に終わった前回ソルトレークシティー五輪より、心身ともに大きく成長した竹内選手は、次回バンクーバー五輪が開催されるころには26歳。まだまだこれから飛躍できる年齢です。悔し涙を糧にして、次の五輪への新たなチャレンジが始まります。
竹内選手はこの後、3月19日にホームゲレンデ・富良野で開かれるワールドカップに出場する予定です。みなさんのご声援、よろしくお願いします!
2006年02月21日
渡瀬あゆみ選手 コンチネンタル杯続報
ロイズスキー部女子ジャンプの、渡瀬あゆみ選手。先週お伝えしたとおりレディースコンチネンタルカップ出場のため欧州遠征していましたが、その続報が入ってきました。
2月15日、オーストリアのザーンフェルデンで行われた試合では1本目71メートル、2本目75メートルを飛び、日本人最高の14位に入りました。
2月18日にはドイツのブライテンベルグで開かれた試合に出場。70.5メートル、71.5メートルで16位でした。こちらの試合に出場した日本人選手では葛西賀子選手の9位が最高でした。
一方、1月の練習中の怪我で今回の欧州遠征を欠場した、ロイズスキー部の山田いずみ選手ですが、休養を取ったこともあって順調に回復しており、20日からジャンプ台での練習を再開しました!山田選手本人も「飛んだ後も痛みは無く、大丈夫そうです」と話していました。山田選手が今シーズンの大きな目標に挙げていた、3月のコンチネンタルカップ(山形)に向けて明るいニュースになりそうですね!
2006年02月15日
渡瀬あゆみ選手、遠征で健闘中です!
ロイズスキー部女子ジャンプの渡瀬あゆみ選手は現在、レディースコンチネンタルカップ出場のため欧州遠征中です。2月9日と11日に開かれた試合の結果が入ってきました!
9日、ドイツのバイアースブロンで開かれた試合では1本目82.5メートル、2本目で85メートルを飛び、216点で日本選手最高の9位に入りました。11日には同じくドイツのシェーンバルドで大会が行われました。渡瀬選手は1本目が80メートルと記録を伸ばせなかったものの、2本目で86.5メートルを飛んで巻き返し、213.5点で14位。日本選手では葛西賀子選手の12位が最高でした。
欧米各国の強豪選手に混ざって、渡瀬選手たちは健闘しているようです。日本チームは15日のザールフェルデン(オーストリア)、18日にブライテンベルグ(ドイツ)で行われる試合に出場して帰国する予定です。
3月1、2日には山形県蔵王でアジア初となるコンチネンタルカップが開催されます。渡瀬選手と、負傷のため遠征をキャンセルした山田いずみ選手も出場を目指しておりますのでぜひ皆様のご声援をよろしくお願いします!
2006年02月14日
竹内選手、行ってらっしゃい!
富良野・小嶋アカデミーに所属し、ロイズのスタッフでもあるトリノ五輪代表のアルペンスノーボーダー・竹内智香選手が2月10日、ロイズふと美工場にやってきて、五輪への意欲を語りました!
竹内選手は集まった社員を前に、「結果を出すだけでなく、これまで支えてくれた多くの人たちへの感謝の気持ちを伝えられるような滑りをしたい」と決意表明しました。私たちスタッフからは、ふと美工場の社員からの寄せ書きが書かれたポスターと、ロイズのお菓子をプレゼントしました。
この日、同じくふと美工場で竹内選手と小嶋コーチが会見を行いました。竹内選手は4年前のソルトレークシティー五輪にも出場しましたが、予選不通過という残念な結果に終わっています。小嶋コーチが「前回は、非常に悔しい思いをしました。あれからずっと、今に見ておれ、次は我々の番だという思いでやって来ました」と力をこめれば、竹内選手も「4年前は、目の前のことで精一杯でしたが、今回は4年間ずっと、メダルを取る事を目標にやってきました。自信を持ってスタートに立てると思います」と胸を張って応えました。
厳しい練習でももの周囲は前回より10センチもアップし、「限界のスピードは世界トップレベル相手に通用するぐらいに成長した」(小嶋コーチ)といいます。日々の鍛錬や生活の中で精神面も大きく成長しました。まさに、スノーボード漬けの4年間を過ごし、ゆるぎない自信を身につけた竹内選手には、風格すら漂って見えました。
五輪の会場となる、トリノ近郊バルドネッキアのW杯で竹内選手は、昨年が8位、一昨年は7位に入賞を果たしており、とても相性のいいコースです。応援してくれた人たちへのメッセージを求められた竹内選手からは「メダルを取るという目標を、多くの人たちが支えてくれました。あとは、私が世界一になるだけです」と力強いコメントを聞くことができました。
竹内選手はこの後、ホームゲレンデの富良野で最後の調整を行った後、2月17日にトリノへ出発します。五輪本番のレースは日本時間の2月23日夜に行われます。みなさんのご声援、よろしくお願いします!
2006年02月06日
大荒れのジャンプ2連戦、山田選手は欠場
ロイズスキー部の女子ジャンプ陣は2月4日のUHB杯、5日のTVh杯(いずれも札幌・大倉山)に挑みました。しかし、大会前の練習で山田いずみ選手が腰を痛めてしまい欠場。しかも両日共に札幌は大荒れの天候となり、結局4日のUHB杯は1本目途中で競技を中断し、そのまま試合自体が中止に追い込まれてしまいました。それでも5日のTVh杯では、渡瀬あゆみ選手が悪条件の中でも落ち着いたジャンプを見せ、2位に入りました。

TVh杯での渡瀬選手のジャンプ
気になる山田選手の状態ですが、復帰までにはしばらくかかりそうで、今週から欧州で開催されるコンチネンタルカップへの遠征を予定していましたが、遠征メンバーから外れることになりました。今後は、今シーズンの大きな目標に掲げていた、アジア初開催となるレディースコンチネンタルカップ(3月1~2日、山形県蔵王)での復帰を目指します。
競技の様子を見守る山田選手(5日)
2006年01月31日
山田いずみ選手、全日本選手権連覇!
ロイズスキー部の山田いずみ選手、渡瀬あゆみ選手は1月28日の全日本選手権(宮の森、ノーマルヒル)、29日のNHK杯(大倉山、ラージヒル)に出場。山田選手は国内最高峰の大会である全日本選手権を連覇し、渡瀬選手もNHK杯で3位に入るなど活躍しました。

2試合とも快勝した山田選手
