HOME > きょうのチョコレート工場 > サントリー白州蒸溜所にお邪魔してきました <下>

2007年06月28日

サントリー白州蒸溜所にお邪魔してきました <下>

前回ご紹介した通り、ウイスキーの樽は数十年もの長い間、原酒を熟成させます。しかも、一度使ったらそれでおしまいではなく、2回、3回と使ううちに香りが上品になり、長期熟成に適した樽になっていくのだそうです。

樽は使用される前に内側を焼いて、樽の成分がうまく原酒に溶け込むようにします。これを「チャー」と言いますが、何十年も使っているうちに樽は成分を使い切ってしまいます。
 


使い込まれた樽。同じ樽を何回も使うことで個性の違うお酒を熟成することができます。
 
 
 
こうした樽に、もう一度活力を取り戻すため行われるのが「リチャー」です。白州蒸溜所では、このリチャーの様子を見学することができます。

長く使った樽の内側に火をつけると、青い炎がポッと立ち上ります。長年の間に樽にはアルコールが染み込んでいるので、それが燃えているのです。
 
 
 


しばらくすると、青い火の間から赤い炎が上がり、パチパチと音を立て始めました。いよいよ樽材自体に火がついたようです。
 
 

職人さんが様子を見守りながら、樽の内側がいい状態になるまで待ちます。

 
 
そうこうしているうちに、火がどんどん大きくなってきます。近くで見ていると「これ、大丈夫なんですか?こういうものなんですか?」って思ってしまうほどの迫力。
 
 

ゴォーッと炎上する樽の内側。
 
 
 
そのとき、職人さんがおもむろにひしゃくで水をすくいました。案内してくださった方が「今からひしゃく一杯で水を消します」と一言。ホントですか?






 

 
 
バシャッと水をかけると、あっという間に火が消えてしまいました。
 

 
すごい!本当にひしゃく一杯であの火を消してしまいましたよ。なるべく少ない量の水で消さないと樽に良くないのだそうです。

火が消えた樽の匂いをかいでみました。「バニラみたいな香りがするでしょう?」と蒸溜所の方。たしかに!甘ささえ感じるいい香りです。この樽なら、きっといいお酒ができるだろうなあ、と思いながら、樽の香りを楽しみました。


サントリー白州蒸溜所では、一般の方の見学も受け入れています(年末年始、臨時休業あり)。ガイドツアーなどもありますので、詳しくはインターネットでご覧ください!

http://suntory.jp/FACTORY/
 
 
上篇 中篇 はそれぞれこちら

投稿者 royce : 2007年06月28日 10:05

« 7月の限定生チョコレートはダージリンです | HOME | スウェーデンフェア&送料無料キャンペーン今月までです »

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://rb.e-royce.com/mt/trackbackroyceblog.cgi/920