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2007年06月26日

スウェーデン出張記 第7回 テオブロマ・カカオの名付け親

この連載の第2回でも触れましたが、スウェーデンはチョコレートの原料・カカオと切っても切れない関係にある偉人を出した国でもあります。

カカオの学名は「テオブロマ・カカオ」といいます。これはラテン語で、「神様の食べ物」といった意味になるそうです。この名付け親となったのがスウェーデンの科学者で、現在、広く使われている「学名」という考え方の基礎をつくったリンネ(1707-1778)という人物です。リンネは、当時知られていたさまざまな生き物を分類する試みをし、その分類の方法も確立したのです。

彼の業績は、現在でもスウェーデン国内はもちろん世界中から称えられています。特に、母国スウェーデンではあちこちで彼の名前を見かけます。スウェーデンの通貨は「クローナ」ですが、100クローナ紙幣にリンネの肖像を印刷されているほどです。




リンネ博物館のあるウプサラ市内にはこういうカフェもあります。




ウプサラにはリンネ博物館もあるのですが、ロイズのスタッフが訪れたときにはちょうど改修中で、公開していなかったそうです。残念!その代わり、18世紀にリンネが自らの考えに基づいてアレンジした時の状態に保たれている併設の植物園は開園中で、1,300種類もの植物が迎えてくれました。
 
 

植物園の様子
  
 
今年はちょうどリンネ生誕300年にあたることから、スウェーデンの国内外でさまざまな催しや式典が行われています。5月には前回ご紹介したウプサラ大聖堂で生誕を祝う式典が行われ、日本の天皇・皇后両陛下やスウェーデンのグスタフ国王らが、聖堂内にあるリンネの墓碑に献花をしました。




ウプサラ大聖堂にあるリンネの墓碑



世界の科学の発展の礎を築いたリンネの業績は、今でも色あせることなく語り継がれているのです。

投稿者 royce : 2007年06月26日 10:00

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