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2007年06月28日
サントリー白州蒸溜所にお邪魔してきました <下>
前回ご紹介した通り、ウイスキーの樽は数十年もの長い間、原酒を熟成させます。しかも、一度使ったらそれでおしまいではなく、2回、3回と使ううちに香りが上品になり、長期熟成に適した樽になっていくのだそうです。
樽は使用される前に内側を焼いて、樽の成分がうまく原酒に溶け込むようにします。これを「チャー」と言いますが、何十年も使っているうちに樽は成分を使い切ってしまいます。
使い込まれた樽。同じ樽を何回も使うことで個性の違うお酒を熟成することができます。
こうした樽に、もう一度活力を取り戻すため行われるのが「リチャー」です。白州蒸溜所では、このリチャーの様子を見学することができます。
長く使った樽の内側に火をつけると、青い炎がポッと立ち上ります。長年の間に樽にはアルコールが染み込んでいるので、それが燃えているのです。
しばらくすると、青い火の間から赤い炎が上がり、パチパチと音を立て始めました。いよいよ樽材自体に火がついたようです。
職人さんが様子を見守りながら、樽の内側がいい状態になるまで待ちます。
そうこうしているうちに、火がどんどん大きくなってきます。近くで見ていると「これ、大丈夫なんですか?こういうものなんですか?」って思ってしまうほどの迫力。
ゴォーッと炎上する樽の内側。
そのとき、職人さんがおもむろにひしゃくで水をすくいました。案内してくださった方が「今からひしゃく一杯で水を消します」と一言。ホントですか?
バシャッと水をかけると、あっという間に火が消えてしまいました。
すごい!本当にひしゃく一杯であの火を消してしまいましたよ。なるべく少ない量の水で消さないと樽に良くないのだそうです。
火が消えた樽の匂いをかいでみました。「バニラみたいな香りがするでしょう?」と蒸溜所の方。たしかに!甘ささえ感じるいい香りです。この樽なら、きっといいお酒ができるだろうなあ、と思いながら、樽の香りを楽しみました。
サントリー白州蒸溜所では、一般の方の見学も受け入れています(年末年始、臨時休業あり)。ガイドツアーなどもありますので、詳しくはインターネットでご覧ください!
http://suntory.jp/FACTORY/
上篇 中篇 はそれぞれこちら
2007年06月27日
7月の限定生チョコレートはダージリンです
最近の北海道は暑いです。札幌でも夏日になることが多いですし、天気予報を見ていると内陸部では日中の最高気温が30度ぐらいになっている日も珍しくありません。暑い暑いと思っていたら、暦はもうすぐ7月なんですね。
暑い季節にふさわしく、7月の限定生チョコレートはさわやかな[ダージリン]ですよ。数ある紅茶の中でも特に香りに優れ、「紅茶のシャンパン」と高い評価を受けるダージリンティーを使った生チョコレートです。風味付けにはこれまたダージリンティーを原料とする紅茶のリキュールを使っていますので、カカオと紅茶のバランスの取れた華やかな香りを存分に楽しんでいただけます。

また、この生チョコレート[ダージリン]は後味のキレが良いのも特長のひとつ。夏だからこそ、召し上がっていただきたい生チョコレートです。暑さを忘れてしまうようなさわやかなダージリンティーの香りで、夏もスッキリした気分で過ごせると思いますよ!
2007年06月26日
スウェーデン出張記 第7回 テオブロマ・カカオの名付け親
この連載の第2回でも触れましたが、スウェーデンはチョコレートの原料・カカオと切っても切れない関係にある偉人を出した国でもあります。
カカオの学名は「テオブロマ・カカオ」といいます。これはラテン語で、「神様の食べ物」といった意味になるそうです。この名付け親となったのがスウェーデンの科学者で、現在、広く使われている「学名」という考え方の基礎をつくったリンネ(1707-1778)という人物です。リンネは、当時知られていたさまざまな生き物を分類する試みをし、その分類の方法も確立したのです。
彼の業績は、現在でもスウェーデン国内はもちろん世界中から称えられています。特に、母国スウェーデンではあちこちで彼の名前を見かけます。スウェーデンの通貨は「クローナ」ですが、100クローナ紙幣にリンネの肖像を印刷されているほどです。

リンネ博物館のあるウプサラ市内にはこういうカフェもあります。
ウプサラにはリンネ博物館もあるのですが、ロイズのスタッフが訪れたときにはちょうど改修中で、公開していなかったそうです。残念!その代わり、18世紀にリンネが自らの考えに基づいてアレンジした時の状態に保たれている併設の植物園は開園中で、1,300種類もの植物が迎えてくれました。

植物園の様子
今年はちょうどリンネ生誕300年にあたることから、スウェーデンの国内外でさまざまな催しや式典が行われています。5月には前回ご紹介したウプサラ大聖堂で生誕を祝う式典が行われ、日本の天皇・皇后両陛下やスウェーデンのグスタフ国王らが、聖堂内にあるリンネの墓碑に献花をしました。
ウプサラ大聖堂にあるリンネの墓碑
世界の科学の発展の礎を築いたリンネの業績は、今でも色あせることなく語り継がれているのです。
2007年06月25日
ロイズのアイス
友人、家族など私の身近な人から最近よく聞かれるのが「ロイズって、アイスもつくってるの?」ということ。そうなんです。アイスクリーム、あるんですよ。
e-shopでは、6種類のアイスを2つずつ詰めたセット「ロイズアイスクリーム[12個入]」を販売しています。種類、量ともバラエティ感があるので、ご自宅用、ギフト用問わずお使いいただけると思います。
6種類のアイスを順にご紹介していきましょう。
[ミルク]コクのある牛乳を使い、水を一切つかわずにつくったアイスです。濃厚なミルク味ですが、後味のキレもいいので食べやすいですよ
[チョコレート]ロイズと言えば、チョコレート。そのロイズのチョコレートでつくったこだわりのアイスです。チョコレートは深みのあるビタータイプを使っていて、こちらも後味スッキリ。
[ストロベリー]ほどよく甘いいちごのアイスにほんのり酸味のあるいちご果肉をブレンド。酸味と甘さのバランスがよく、自然ないちごの味を感じられます
[カプチーノ]e-shopでも販売している高品質な「カフェロイズ オリジナルコーヒー」と同じコーヒー豆を使用。豊かなコーヒー風味に、ほんのりシナモンを効かせています
[ジャンドゥーヤ]ヘーゼルナッツペーストを使ったチョコレート「ジャンドゥーヤ」のアイスです。さらにローストしたヘーゼルナッツを混ぜているので、気品溢れるナッツの香ばしさいっぱいのアイスです
[ピスタチオ]ローストしたピスタチオをブレンド。ローストの加減を変えたものを混ぜているので、ピスタチオのフレッシュさとローストした香りを両方楽しめます。食感のアクセントにカットしたピスタチオも入っていて、アイス自体の色も爽やかなグリーンになっています
それぞれ個性豊かなアイス6種類。こちらをご覧の皆様は、どれがお好きですか・・・?もし、どれかを召し上がったという方がいらっしゃいましたら、ぜひ感想をこのエントリーにトラックバックしてくださいね。
なお、アイスクリームなので、こちらの「アイスクリーム[12個入]」だけは冷凍便でお届けします。ほかの商品と一緒にご注文されても、アイスクリームだけは別便でのお届けとなります。お値段も送料込みとなっていますので、お間違えのないようお願いします。
2007年06月22日
スウェーデン出張記 第6回 ウプサラとグスタフ・ヴァーサ王
ストックホルムの少し北にあるウプサラという町は、北欧最大のキリスト教会であるウプサラ大聖堂や、北欧最古のウプサラ大学があることで知られている町です。人口は約13万人程度と、日本の感覚で言うとさほど大きくはありませんが、スウェーデンでは4番目に大きな町です。
静かなウプサラの町の風景
ウプサラ大聖堂は高さ118.7m。尖塔が特徴的なゴシック様式の教会です。13世紀後半に建設がはじまり、実に1世紀以上の時間を掛けて、1435年に完成しました。18世紀初頭には火災に遭い、改修を受けて現在にいたっています。
町中どこからでも見通せるほど大きなウプサラ大聖堂
ヨーロッパの町の中心にある教会は、大きな広場を伴って、建物自体も装飾がたくさんほどこされていて荘厳なものが多いですが、このウプサラ大聖堂は町の中心部の小さな丘に建っていて、なんだか身近なものに感じられるものだったそうです。
聖堂の内部
聖堂にはヴァーサ王朝を開いたグスタフ・ヴァーサ王らが埋葬されています。スウェーデンは1397年にデンマーク・ノルウェーの両国とカルマル同盟を結び、盟主デンマークの支配下に置かれていましたが、独立の機運が高まり、1520年、ついにグスタフ・ヴァーサ王らが蜂起して独立戦争が勃発しました。この戦争の結果、1523年に独立したスウェーデンは、17世紀にかけてバルト海に覇権を唱える大国へと成長していくのです。
この戦いに先立ち、ヴァーサ王はスウェーデン各地の人々に自立のために立ち上がることを呼びかけました。王が向かった先の1つが、屈強で意志の強い人々が住むことで知られ、先日ご紹介した当別町の姉妹都市・レクサンド市があるダーラナ地方。王は町の人々に協力を求めましたが、人々が答えを出す前にデンマーク勢の追っ手が迫り、王は町を離れざるを得なくなりました。
しかし数日後、町の人々はヴァーサ王に協力することを決意。町で一番スキーの上手い2人がヴァーサ王を追いかけることになりました。スキーを飛ばしに飛ばし、2人はついにヴァーサ王に追いつきました。スウェーデンの民衆は、こうして王と共に独立のために立ち上がったのです。
これを記念して1922年から、2人が駆け抜けたセーレンとムーラという2つの町の間を走るクロスカントリースキーの大会「ヴァーサ・ロペット」が開かれています。セーレンとムーラの間はなんと90kmもあるので、世界でも有数の長距離レースです。北欧ではノルディックスキーがさかんなので、この大会には1万人以上もの人が参加するそうですよ!日本でも、これにならって同じ名前を冠した大会が北海道でも毎年開かれています。
ウプサラといえば、ウプサラ大学の方も1477年に創立された歴史ある大学です。卒業生の名前を見ても、以前、ブログで紹介したリンネやセルシウスのほか、光の波長などを表す時に使われる単位「オングストローム」にその名を残す物理学者・アンデルス・オングストロームをはじめ、そうそうたる顔ぶれ。ノーベル賞受賞者も、なんと8人も輩出しているという超名門です。ウプサラを訪れたロイズのスタッフによると、学生街らしく市内にはあちこちに自転車がたくさん停められているのを見かけたそうです。
このウプサラの町には、リンネの業績を記念した様々なものがあるのですが、それはまた次回のお楽しみに。
2007年06月21日
サントリー白州蒸溜所にお邪魔してきました <中>
ウイスキーは蒸溜された直後には無色透明なのですが、樽で貯蔵されるうちに、お馴染みの琥珀色に変わっていきます。ウイスキーの熟成期間は非常に長く、数年から長いものでは数十年というものもあります。
白州蒸溜所には約50万樽もの原酒が眠っているそうです。広い森の中に並ぶ貯蔵庫では、冷涼多湿な白州の気候に守られた原酒が時を刻み、熟成を重ねているのです。
木々に包み込まれるようにして立つ貯蔵庫
今回は、その貯蔵庫のうちの1つを見せていただきました。
たくさんの樽が整然と並んでいました。びっくりしたのは、この列の奥にもズラーッと樽が並んでいること。しかも、見学通路の足元を見ると、はるか下の方にも樽の列が続いています。すごい数です。
上の方も樽また樽
ちなみに樽は1つあたり数百キロにもなるそうです。この貯蔵庫で熟成されているウイスキー、全部でどれぐらいの量になるのか見当もつきません。
貯蔵庫の中は、ウイスキーの芳しい香りでいっぱいでした。歩いていると、体にウイスキーが染み込んでくるような錯覚さえ覚えます。蒸溜所のスタッフの方の話では、ここで長時間作業していると、空気中のアルコールでお酒に酔ったような状態になってしまうそうです。一緒に行ったモルト好きの同僚がうっとりしながらひとこと。「いやー、ここって極楽ですねぇー・・・」
ウイスキー用の樽で最も一般的なものはオーク製なのですが、サントリーさんではスペインのお酒・シェリーを寝かせるのに使うシェリー樽や北海道産のミズナラの樽など、さまざまな樽を組合わせることによって奥ゆきのある香りや味わいをつくり出しています。大きな貯蔵庫の天井から床までびっしり並んだ樽を見ながら、「この樽で熟成している原酒は、どんな香りなんだろうなー」とワクワクしてしまいました。
鏡板には樽詰めした年が入ってるので自分の生まれた年のを探してみたりもしました。
サントリー白州蒸溜所では、一般の方の見学も受け入れています(年末年始、臨時休業あり)。ガイドツアーなどもありますので、詳しくはインターネットでご覧ください!
下篇に続く
上編はこちら
2007年06月20日
夏のギフトにはロイズのジュレをどうぞ!
地域によって違いはあるようですが、7月と言えばお中元のシーズンでもありますね。最近はカタログやインターネットなどで選ぶこともできるので便利ですが、逆に選択肢が広がりすぎて「どれを贈ったらいいのか分からない」なんて悩みも出てきます。
ロイズでは、現在お届けしております「ロイズ サマーギフトカタログ2007」でお中元にも適したたくさんの商品をご紹介しておりますが、中でもこのシーズンだけの限定なのが「ロイズ ジュレ」です。
マンゴー、白桃、葡萄(ぶどう)の3種のフルーツをたっぷり使って、果実のおいしさを存分に生かしたフレッシュゼリーですよ。

マンゴー(写真上)インド産の完熟アルフォンソマンゴーのピューレを贅沢に使用した濃厚な味わい
葡萄(写真左)「巨峰」と「カノンホールマスカット」の交配種で、高級葡萄として人気の岡山産ニューピオーネをまるごと一粒使用。甘く、ふくよかな芳香がジュレと溶け合います
白桃(写真右下)豊かな甘みと、きめが細かく弾力のある食感が魅力の、山形産白桃もちづき種を果肉に使用した、みずみずしく芳醇な味わい
食べたときはもちろん、見た目にも涼しげな3種類のジュレは、暑い季節のギフトに最適です。ぜひ、ロイズのe-shopからお買い求めください!
2007年06月19日
当別町の夏至祭・後編
夏至祭の最大のイベントは「マイストング」と呼ばれる長い柱を地面に立てる儀式です。マイストングは英語風に言うと「メイポール」となります。夏至祭では、このマイストングを草花で飾り付け、男性たちが力を合わせて人の力だけで地面に立ち上げ、豊穣を祈るのです。
みんなでマイストングを飾り付けます
この日、立ち上げたマイストングは高さ約10m。スウェーデンでも有数の規模で行われるレクサンドの夏至祭では、なんと20m以上もの高さがあるマイストングを立ち上げるそうです!
マイストングの立ち上げは、前半を当別のみなさんが、後半をレクサンドのみなさんが分担することで、2つの町が力を合わせて行われました。
「オーヘイ!」という掛け声と共に、民族衣装姿のみなさんが力を込めます
少しずつ、マイストングが立ち上がってきました
楽士隊のみなさんも演奏で応援
選手交代して、今度はレクサンドのみなさんが参加
見ているほうも力が入ってきます
あとひと息!
ついにマイストングが立ち上がりました!
大きなマイストングが立ち上がると、来場者のみなさんから大きな拍手が沸き起こりました。さっそく、みんなでマイストングを囲んで、スウェーデンの伝統的なダンスが始まりました。
レクサンドの訪問団のみなさんと一緒に踊って交流を深める参加者の皆さん
軽快なアコーディオンの伴奏に乗って、楽しいひと時を過ごしました
このあと、レクサンドの訪問団のみなさんは石狩当別駅前にある「ふれあい倉庫」を訪問。前日に行われたロイズ協賛のコンサートで演奏していただいたバイオリン奏者・アナスタシア・チェボタリョーワさんと、ピアニストのドミトリー・チェチェーリンさんの歓迎を受けました。会場ではドミトリーさんがピアノを演奏してくださり、訪問団のみなさんが聴き入っていました。
アナスタシアさん(左)とドミトリーさん
マイストングに飾り付けられた花
夏至祭は晴天に恵まれ、大盛況でした。来賓のスウェーデン王国駐日大使は「当別は気候が似ていて、まるでスウェーデンにいるようだ」とおっしゃっていましたが、私も来場者のみなさんにとっても、初夏の爽やかな風が吹くスウェーデンに本当に来たように感じられるとてもいい一日になったと思います。
2007年06月18日
当別町の夏至祭・前編
昨日、6月17日は、ロイズふと美工場のある北海道石狩郡当別町で「夏至祭」が行われました。夏至祭はスウェーデンなどで行われているお祭りで、1年で最も日中の時間が長くなる夏至の訪れをみんなでお祝いするというものです。当別町はスウェーデンのレクサンド市と姉妹都市提携を結んでおり、毎年夏至祭が開催されていますが、今年は姉妹都市提携20周年を記念してレクサンドから70人以上の訪問団が訪れ、特に盛大な夏至祭が催されました。
夏至祭は、ふと美工場の最寄駅で、ロイズ直営店の1つ「JR太美駅店」があるJR学園都市線の石狩太美駅前でのパレードから始まりました。石狩太美駅前には、「スウェーデン大通」と呼ばれている道があるのですが、この道をスウェーデンの民族衣装を着た人々や、子どもたち、伝統芸能の保存会のみなさんなど、大勢の町民の方が練り歩きました。
スウェーデン大通でのパレードの様子
レクサンド市の訪問団のみなさん
日本の参加者のみなさんも、民族衣装を着ている人が大勢いました。ちなみに、男性の衣装は黒い上着に黄色いズボンがレクサンドの伝統的な町のカラー。上着の色を当別の町のカラーに合わせてグリーンにした衣装を身に付けている人も多かったです。
子どもたちも大人と同じデザインの衣装を着てパレードに参加しました!
パレードの後、少し小高いところにある「スウェーデンヒルズ」という地区にある、レクサンド記念公園に場所を移し、レクサンドがあるスウェーデンのダーラナ地方の特産品「ダーラヘスト」の除幕式が行われました。レクサンド、当別の関係者やスウェーデンの駐日大使をはじめとする来賓の手によって白い幕が取り払われると、詰め掛けた大勢の来場者から拍手が沸き起こっていました。普通のダーラヘストは手のひらに載るぐらいの大きさなのですが、このダーラヘストはポニーぐらいの大きさがあるんですよ!
石狩平野を一望できる丘の上にある公園
立派なダーラヘストが姿を現しました!
初夏の青空に風船が飛んでいきます
ダーラヘストには、町内の子どもたちが命名した「レック」という名前がつけられました
さて、夏至祭のメイン会場となったスウェーデンヒルズ内のスウェーデン公園には、たくさんの出店が立ち並び、とてもにぎやかになりました。
ロイズも出店しまして、スウェーデンフェアのお菓子を販売しました
さて、いよいよ夏至祭のメインイベントである「マイストングの立ち上げ」が行われたのですが・・・。明日のブログでその模様をお届けしたいと思います。こうご期待!
2007年06月15日
夏のカタログをお届け中です
ただいまロイズでは、夏の通販カタログをお届けしております。今回は「ロイズ 夏カタログ」と「ロイズ サマーギフトカタログ」の2冊セットになっています。

表紙のチョコレートドリンクが涼しげな夏の通販カタログ
「ロイズ 夏カタログ」には、ただいま開催中の「スウェーデンフェア」商品をご紹介(e-shop限定商品はのぞきます)しているほか、夏にピッタリな「カフェロイズ チョコレートドリンク」など、人気商品をたくさん掲載しています。
「ロイズ サマーギフトカタログ」では、[マンゴー][白桃(はくとう)][葡萄(ぶどう)]と3種類のフルーツのおいしさをそのままに楽しんでいただける「ロイズ ジュレ」をはじめ、お中元に最適なたくさんのギフト商品をご紹介しています。
e-shopでは先行して始まっていたサマーフェアも実施中です。お届け先1件につき、10,500円(税込)以上お買い上げの方を対象に、送料を無料とさせていただいております([アイスクリーム12個入]は、フェア対象外とさせていただきます)。ご近所やお友達、同僚の皆様とぜひご一緒にどうぞ!
商品はe-shopからもご注文いただけます。通信販売カタログのお届けを希望される方は、こちらからお申し込みください。
スウェーデン出張記 第5回 スウェーデンのコーヒーブレイク
スウェーデンには「フィーカ」という習慣があります。フィーカとは身近な人同士でお菓子などをつまみながらコーヒーを飲むことで、スウェーデンの人々の大きな楽しみになっています。

フィーカはスウェーデンの人々にはとても大切な習慣で、コーヒーを囲みながら仲の良い人たちと一緒にゆっくり話す時間は、何物にも替えがたいものとなっているようです。おいしいコーヒーとお菓子があれば、みんなと楽しむおしゃべりの時間も、より楽しくなりそうですよね。ちなみに、スウェーデンの人々の、1人あたりの年間コーヒー消費量は世界でもトップクラスなんだそうです。
私たち日本人もたまには「フィーカ」を楽しんでみませんか?個人的に、これはとっても豊かな時間の使い方だと思います。「ちょっと疲れたなー」という時にコーヒーの香りでリラックスできたら、一日元気で過ごせそうですよね。
ロイズではバランスの取れた豊かな香りと味の「カフェロイズ オリジナルコーヒー」シリーズのほか、おいしい焼き菓子などもたくさんご用意しています。今なら、ちょうど開催中のスウェーデンフェアシリーズの中から「ロイズ クッコスボル」がオススメですよ!

ココナッツ、オートミール、ココアパウダーをミックスしたお菓子ですが、ロイズならではのアレンジとしてサクッとした食感に焼き上げています。ちょっとしたおやつの時間にちょうどいいお菓子なので、ぜひe-shopからお買い求めください!
<<第4回 ダーラヘスト(ダーラナホース) スウェーデン出張記
2007年06月14日
サントリー白州蒸溜所にお邪魔してきました <上>
一昨年、限定生チョコレートに使用するウイスキーを取材するため、京都・大阪の府境にあるサントリー山崎蒸溜所に伺ったことをブログに書いたことがありましたが、サントリーさんにはもう一つ、山梨県に白州蒸溜所というウイスキー蒸溜所があります。日本のウイスキー発祥の地である山崎蒸溜所が素晴らしかっただけに、かねてから白州にも行ってみたいなあと思っていたのですが、先日ついにその念願がかなって白州蒸溜所にお邪魔させていただくことができました。
昔、山崎蒸溜所にあったキルン(麦芽を乾燥させる建物)を復元したウイスキー博物館。白州蒸溜所のシンボルです。
白州蒸溜所は1973年に開設されました。山梨県北杜市の甲斐駒ケ岳の麓に広がる森の中にある蒸溜所です。ウイスキーづくりにおいて重要なのは、蒸溜所の水。山崎蒸溜所は千利休も愛した名水の地でしたが、白州も水質の優れた南アルプスの伏流水を仕込みに使っています。蒸溜所の方に教えていただいたのですが、白州蒸溜所で使っている水は花崗岩質の地下を通るうちにろ過され、硬度がわずか30度と非常に低いので、その水を使ってつくられるウイスキーもクリーンで香り立ちが良いのだそうです。ちなみに、蒸溜所と同じ敷地内にはサントリー天然水南アルプス工場もあって、ミネラルウォーターも製造されています。それぐらい、水の良いところだということですね。
蒸溜所のシンボルでもあるウイスキー博物館の建物の上に登ると周りを一望できるんですが、木々の間、間に蒸溜所や貯蔵庫の建物が顔を出しているので、本当に「森の蒸溜所」という別名がピッタリです。
ウイスキー博物館から蒸溜所を見ると、こんな感じです。
建物から建物へ移動するときの通路も、周りは豊かな白州の森
今回も蒸溜所スタッフの方からご案内を受けて、ウイスキーづくりを勉強しました。ウイスキーづくりは、原料の二条大麦を発芽させた麦芽を細かく砕くことから始まります。砕いた麦芽を温水と一緒に仕込み槽に入れると麦芽の中にあるデンプンが分解されて糖分となり、甘い麦汁ができます。白州は水が良いので、質の良い麦汁ができるそうです。
こうしてできあがった麦汁に酵母を加え、発酵槽に入れて発酵させます。この段階までは、ビールとつくり方がよく似ています。違いと言えば、ビールには入っている原料のホップが、ウイスキーには入っていないということです。
発酵槽
発酵槽は手入れの簡単なステンレス製のものもあるのですが、白州蒸溜所では木製のものだけを使用しているそうです。木製のほうが保温効果に優れ、蒸溜所内にいる自然の乳酸菌が棲みつきやすく、ウイスキーが豊かな味になるのだとか。
さて、ウイスキーと、ビールやワインとの大きな違いは「蒸溜」をするかどうかということです。アルコール飲料は、水分やアルコールなどが混ざり合ったものですが、アルコールは水より低い温度で蒸発するので、加熱してできた気体を集めると、アルコール度数が高いお酒をつくることができます。これが蒸溜です。ウイスキーでは一般的に2回の蒸溜を行って原酒をつくり出します。
左側には1回目の蒸溜(初溜)を、右側は2回目の蒸溜(再溜)を行う蒸溜釜(ポットスチル)が並んでいます。
白州蒸溜所には大きさや形の違う釜がたくさん並んでいましたが、これは蒸溜釜の形状によってお酒の味が変わってくるため。一般に小さい釜を使うと、お酒に含まれる比較的重量の重い成分も残りやすくなるのでヘビーなタイプのお酒が、逆に大きな釜を使うとライトなタイプのものができます。これらの釜を組合わせることによって山崎蒸溜所では約60種、白州蒸溜所では40種ものお酒をつくることができるそうです。
蒸溜によってつくられた原酒は、まだ無色透明。ウイスキー独特のあの色は、樽で熟成されることによって生まれるのです。この後、白州蒸溜所の貯蔵庫も見せていただいたのですが、それはまた次回のお楽しみに。
サントリー白州蒸溜所では、一般の方の見学も受け入れています(年末年始、臨時休業あり)。ガイドツアーなどもありますので、詳しくはインターネットでご覧ください!
中篇に続く
2007年06月13日
コケモモのケーキ
スウェーデンはとても自然の豊かな国です。山がちな国土には森が広がり、人々は森とその恵みに親しんで暮らしています。夏になると、森にはたくさんの野生のベリーが実をつけます。スウェーデンの人々は色とりどりのベリーを摘んで食卓を彩るのを楽しみにしています。
数あるベリーの中でも、「森の赤い宝石」などと呼ばれて人々に愛されているのがリンゴンベリー。和名ではコケモモ、などとも呼ばれています。下のリンクにある参考文献から写真を見ていただくことができます。
この、リンゴンベリーのジャムを使ってつくったプチケーキが「ロイズ リンゴントータ」。「トータ(tårta)」は「ケーキ」の意味(おまけ参照)。ケーキの生地の中から、鮮やかなリンゴンジャムの小さな粒が顔を覗かせているので、とてもきれいです。

リンゴンの赤さが目に鮮やかです
口にすると、しっとりとしたケーキの生地と、リンゴンの酸味のバランスが良く仕上がっています。スウェーデンフェアのほかのお菓子もそうなんですが、とても優しい味わいのお菓子ですよ。
スウェーデンの短い夏の間、森に恵みの日差しを降りそそがせる太陽のように真っ赤なリンゴンを使ったケーキを、ぜひ味わってください。お求めはロイズのe-shopからどうぞ!
(おまけ)同じく日本語で言う「ケーキ」を意味するドイツ語の「トルテ(torte:ザッハトルテとか)」や、イタリア語の「トルタ(torta)」に似ているなあ、と思ったら、ラテン語で丸いお菓子を意味する「トールタ」が各国語に伝わっていったもののようです。
「コケモモ」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2007年5月25日 (金) 20:28UTC、URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%B1%E3%83%A2%E3%83%A2
「トルテ」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2007年5月27日 (日) 16:55 UTC、URL: http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AB%E3%83%86
2007年06月11日
父の日にラム酒の生チョコレートはいかがですか
6月の第3日曜日、つまり今年は6月17日が父の日です。最近、テレビなどでよく耳にするのですが、母の日に比べて父の日はいまひとつマイナーというか、忘れられ気味な感じがしますよね。一児の父として、この現状を見過ごすわけにはいきません。息子が将来、父の日の存在を忘れてしまわないように、コミュニケーションをとろうとしたのですが・・・。ミニカーで遊んでいる息子に「遊ぼう~」と言って近づくと、息子は反抗期なのか、はたまた寝起きで機嫌が悪かったのか知りませんが、
「お父さん、きらい。フーン」
と言い残して隣の部屋に行ってしまいました。○| ̄|_
そんな話は置いておくとして、今月の生チョコレート[ラム酒]などは父の日のプレゼントにぴったりですよ。少しビターなチョコレートに香りの豊かなジャマイカ産ラム酒を合わせた、大人の生チョコレートです。チョコレートがスッキリしたタイプの味なので、ラム酒の香りや味わいが引き立ちます。毎月の限定生チョコレートの中でも「毎年、楽しみにしている」という声をよく聞く一品です!
ラム酒といえば、カリブ海。そしてそこに生きる海の男たちが愛した酒(なイメージ)。ジャック・スパロウ船長のようにかっこよくて頼もしいお父さんに、ラム酒の生チョコレートはいかがでしょうか。
2007年06月08日
スウェーデン出張記 第4回 ダーラヘスト(ダーラナホース)
スウェーデンフェアの商品のパッケージを見ると、スウェーデン国旗の鮮やかなブルーとイエローの地に、かわいい馬の模様が描かれているのが分かると思います。

どの商品にもこういう馬が描かれています
この馬は、スウェーデンの伝統工芸品「ダーラヘスト」をイメージしたものです。英語読みだと「ダーラナホース」となります。ロイズふと美工場のある北海道当別町の姉妹都市・レクサンド市があるダーラナ地方でつくられることからこの名で呼ばれています。
実物はこのように、赤や黄色、白などの鮮やかな色に塗られています。

ダーラナ地方の人々にとって、馬は暮らしに欠かせない動物でした。今のようにトラックもない時代、馬は森で切り倒した木材を人里に運び出す大切な労働力でもあり、生活を共にする家族でもありました。人々は木材の切れ端を削って大切な友達である馬の形をつくり、おもちゃとして子どもたちに与えていたのでしょう。

こんなに大きなものも
やがて、ダーラナホースは工芸品としての価値を認められるようになりました。ダーラナホースはスウェーデン各地や国外でも珍重され、今ではダーラナ地方、あるいはスウェーデンという国全体の一つのシンボルとされるようになりました。
素朴でかわいらしいダーラナホースは、「幸運を運んでくれる」とされて日本でも人気があり、各地の雑貨店などで見かけることができます。今回のスウェーデンフェアでは全商品のパッケージにダーラナホースをデザインしているほか、「ロイズ ヴォドカプラリーネ」の表面にもダーラナホースをデザインしています。手作り感たっぷりで、どこかほっとするような姿のダーラナホースは、見た目は素朴だけれど、食べるほどにおいしさが広がるスウェーデンフェアのお菓子によく似合うと思います。
<<第3回 夏至祭 スウェーデン出張記 第5回 スウェーデンのコーヒーブレイク>>
2007年06月06日
スウェーデン的なクッキー2種類
ただいま開催中のスウェーデンフェアの商品の中には2種類のクッキーがあります。「ロイズ ウストカーカ」と「ロイズ ハッセルネートカーカ」の2つがそれ。スウェーデン語で「カーカ」というのが「クッキー」の意味になります。
見た目はウストカーカの方が白っぽくて四角い形。ハッセルネートカーカは黒っぽくて丸い形ですが、それぞれで味も全く違うんですよ。
ウストカーカの「ウスト」はチーズという意味。食べてみると、たしかにチーズの風味が存分に生かされています。ほんのちょっぴりですが、塩味とスパイスの風味も利いていて、全体の味を引き締めているので、食べ飽きるようなこともありません。同僚たちの間からは「ワインとよく合いそう」「いや、ビールだ」と、お酒のつまみに合いそうだという声が聞こえてきましたが、クッキー単体でも十分いけるおいしさですよ、これは!
もう一つ、ハッセルネートカーカの方ですが、「ハッセルネート」とは、ヘーゼルナッツの意味。つまり、こちらはヘーゼルナッツクッキーということになります。その名の通り、砕いたヘーゼルナッツを生地に混ぜ合わせて焼いていますので、とても香ばしいクッキーです。味の方も素朴といいますか、優しい甘さで、休日や午後のおやつの時間などに食べると、とてもリラックスできるようなおいしいクッキーです。
スウェーデンにはたくさんの素朴でおいしい焼き菓子がありますが、今回ご紹介した2つのクッキーは、まさしくそういうスウェーデン菓子の風情をお伝えできるものだと思います。ぜひお試しください!
2007年06月04日
もうすぐ恋人の日
来週火曜日、6月12日は「恋人の日」です。こちらのブログでもご紹介してきましたが、もともとはブラジルで行われている風習で、ロイズでは恋人同士、夫婦同士に限らず、友達や同僚、親子など、「自分にとって大切な人」にプレゼントをすることで、感謝や愛情を伝える日にすることを提案しています。

ご夫婦や恋人同士はもちろん

気の置けない仲間に「ありがとう」

同僚たちへ「これからもよろしく」

親子では身近すぎて普段はなかなか言えない思いを伝えましょう
恋人の日に向けて限定商品もご用意しておりましたが、おかげさまで大変ご好評をいただいておりまして、完売してしまったものもございます。大変申し訳ありません。そのかわりと言ってはなんですが、ロイズのe-shopではさまざまな種類のお菓子やコーヒー、シャンパンなどもご用意しておりますので、ぜひ一度ご覧いただければと思います。
2007年06月01日
スウェーデン出張記 第3回 夏至祭
スウェーデンの人々にとって、一番重要なお祭りは、毎年6月下旬に行われる「夏至祭」と呼ばれるものです。もともと北欧の各国や、ドイツをはじめとするゲルマン系の国々では、生命の源である太陽を崇める風習がありました。人々は1年で最も日の長い夏至を重要な日として祝い、最も日の短くなる冬至もまた生命の復活を願う日としていました。その風習が形を変えながら、現在も夏至祭として祝われているのです(冬至の方は、クリスマスと一体化していったようです)。
夏至祭では町の広場にみんなが集まって、「マイストング」と呼ばれる大きな白樺の柱を草や花で飾りつけて、広場に突き立てることでお祝いをします。柱が立ち上がるとみんなは輪になって踊り、お酒や食べ物を口にするなどして夏至の訪れを祝うのです。

これが「マイストング」。英語で言うとメイポールです。

夏至のころになるとようやく花が咲き、草が生い茂るスウェーデン。人々は緑の季節の訪れを喜ぶ心をマイストングの飾り付けを通して表現します。

マイストングは力自慢の男たちが人の手だけで立ち上げます。大きなマイストングがゆっくり立ち上がっていく様は圧巻。

最後はみんなでマイストングを中心にフォークダンスを踊ります。
ロイズのスタッフが夏至祭の時期のストックホルムを訪れると、祭りの会場には地元の人だけでなく観光客も集まり、大変なにぎわいだったそうです。その代わり、みんなが一斉に休暇を取って休んでしまうので、デパートなどもみんなお休み。町中から人がいなくなった様子を見たスタッフの一人は、「日本の盆休みのようだった」と話していました。
ロイズふと美工場のある北海道石狩郡当別町でも、毎年夏至祭を開いていますが、今年は姉妹都市提携20周年を記念して、例年以上に盛大な夏至祭を催すことになっています。町の人やレクサンドから招待された訪問団のみなさんが民族衣装を着て、マイストングを立ち上げてお祝いするそうです。民族衣装もスウェーデンでは村ごとに違ったデザインになっているそうで、当別ではレクサンド市のものと同じデザインのものを使う予定です。
当別町夏至祭は、6月17日に、当別町スウェーデン交流センターで開催される予定です。お近くの方や、北海道を訪れる予定の方は、ぜひ会場にいらっしゃって、スウェーデンの夏の雰囲気を楽しんでくださいね!
夏至祭会場の地図(左側の+-で拡大・縮小ができます)
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