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2007年01月17日

チョコレートをテイスティング

ロイズ バレンタインカタログ2007に掲載されている新商品「ロイズオリジンチョコレート」。チョコレート好きな方にぜひ一度お試しいただきたい商品です。オリジンとは起源や由来、生まれなどを意味する言葉。その名を冠するロイズオリジンチョコレートは、単一の産地のカカオだけでつくっており、それぞれの違いを“テイスティング”して楽しんでいただけるチョコレートなんです。


ロイズオリジンチョコレート


そもそもチョコレートの主原料となるカカオは今で言う中南米のあたりが原産地です。ヨーロッパ人がカカオを知った後、カカオはアフリカや東南アジアなど世界各国に広まり、品種改良や栽培・収穫される環境の違いなどによってさまざまな種類が生まれました。香りの良いもの、独特なビター感があるもの、驚くほど個性的な味を持つもの・・・。特徴的なコーヒーがお好きな方ならお好みの銘柄があるかもしれませんが、カカオにもコーヒーに負けないぐらい多彩な個性があるんですよ。

その個性を楽しんでいただけるのがこの「ロイズオリジンチョコレート」です。チョコレートの多くは異なる産地のものをブレンドしてオリジナルの味をつくり出していますが、この「ロイズオリジンチョコレート」では産地間でのブレンドを行わず、単一国のカカオだけで1種類、全部で4種類のチョコレートに仕上げています。以前、ウイスキーについてもブログでご紹介しましたが、ちょうどシングルモルトウイスキーが1つの蒸留所でつくられた原酒だけでつくられているためにそれぞれの個性が楽しめるのと似ています。

チョコレートの味を決めるのはカカオだけではありません。ミルクや砂糖との配合の割合も大きな役割を果たしますが、「ロイズオリジンチョコレート」ではこの配合の割合もほぼ統一しています。だから食べ比べるとそれぞれのカカオ自体の特長がしっかり感じられると思います。

それでは、具体的にそれぞれの味わいの違いをご紹介していきましょう。

[サントメ]アフリカ西岸のギニア湾に浮かぶ島国サントメ・プリンシペ産のカカオでつくったチョコレートです。サントメ・プリンシペは面積が東京都の半分にも満たない小さな国ですが、カカオの栽培が盛んです。このチョコレートはとても素朴なカカオの香りと深いコクが特徴です。静かにじっくり噛み締めたくなる。そんな味ですね。ほのかに赤ワインを思わせるような渋みと酸味があるのが良いアクセントになっています。

[マダガスカル]こちらはアフリカ東海岸に浮かぶマダガスカル。同じ島国でも世界で4番目に広いマダガスカル島(注1)が主体となっている国です。このチョコレートの特徴は深みのある、ドライフルーツを食べたときに感じるような酸味。この酸味が後までずっと余韻を残し、その中から柔らかくカカオの香りとコクが広がっていくのを感じられます。

[ドミニカ]中米カリブ海のドミニカ共和国産のカカオでつくっています。ロイズではこの国でつくられた品質の高いコーヒーも販売しています。先ほどのマダガスカルと同じく酸味が特徴ですが、同じ酸味でもこちらはもっとフレッシュなもの。たとえていうならばフルーツのような酸味です。後味がスッと消えていくので、キレのいい味わいでもあります。

[エクアドル]エクアドルのカカオは香りが特長。気候、土壌、栽培方法などさまざまな条件が重なってできたこのカカオの香りは「花のよう」であるとも評されます。食べると華やかな香りとともに心地よい渋み・ビターさが広がって、余韻を残します。



アフリカ、中南米から選んだ4種類のカカオ、いかがでしたか?同じカカオなのに食べくらべるとその違いに驚かれると思います。私も食べくらべてみるといつも「カカオっておもしろいなあ」と思います。皆様もぜひ4つの国の食べくらべをしてみてください。ご感想をブログに書かれたら、ぜひこのエントリーにもトラックバックしてくださいね。


(注1)ちなみに島の中で広いものは1位グリーンランド、2位ニューギニア島(インドネシア、パプアニューギニア)、3位カリマンタン(ボルネオ)島(ブルネイ、インドネシア、マレーシア)。マダガスカル島の面積は日本の陸地全体の面積の1.5倍以上にもなります。

投稿者 royce : 2007年01月17日 13:34

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