HOME > ロイズスキー部ニュース > 渡瀬選手がSTV杯レディース初代女王に
2007年01月15日
渡瀬選手がSTV杯レディース初代女王に
ロイズスキー部女子ジャンプの山田いずみ選手、渡瀬あゆみ選手が14日、札幌・大倉山で開かれた「第1回STVカップ レディースジャンプ競技大会」に出場。渡瀬選手が初代女王の座を射止めました!
ご存じない方もいらっしゃるかと思いますが、スキージャンプの女子と男子は同じジャンプ台で競技します。男子のほうがパワーがある分、女子はスタートゲートの位置をより高く、つまり助走を長くしますが、飛距離は決して男子にひけを取りません。女子の中にもK点を越える大ジャンプを見せる選手は何人もいるんですよ。スキー部の渡瀬監督も「技術的なものは決して女子が劣っているわけではありません。海外の女子選手ではフライングヒル(ラージヒルより大きな台で、K点は170m以上にもなる)のジャンプ台で200mぐらい飛んだ選手だっているんですよ」と話します。
1本目が行われた時点で、大倉山の上空はきれいに晴れ渡っていました。札幌の大通公園から西を見ると、ちょうど大通の延長線上ぐらいの山の中腹にハッキリと大倉山のジャンプ台が見えるのですが、逆にジャンプ台から見ると眼下に見える札幌の街並みがとてもきれいです。なにしろ大倉山のスタート地点には展望ラウンジがあって、とても見晴らしの良い観光スポットでもありますからね。大倉山のジャンプ台を飛ぶ選手からは「札幌の街中に向かって飛んでいく」ように感じられるそうです。
1本目でトップに立ったのは渡瀬選手。「前日まで思うようなジャンプができなかったのですが、『ここまできたら、自分のジャンプをするしかない』と開き直った試合前の試技でいいジャンプができた」という流れに乗って、素晴らしいジャンプを見せてくれました。先輩の山田選手も1本目で2番手につけます。

渡瀬選手の1本目

山田選手の1本目
ところが、この日の札幌は晴れたかと思えば雪が降り、しばらくしたらまた晴れて、という天候でした。ランディングバーンの脇にある階段に上って写真を撮っていた私がふと、街のほうを見下ろすと、街の北のほうに真っ白なカーテンのようなものが広がっているのが見えました。北の方から雪が降りはじめたのです。

画面左半分の白いものが雪。これはかなりの大雪だ!と直感。
すぐ、大倉山にも雪が降り始めました。先ほどとは一転して雪の中で2本目が始まりました。
渡瀬選手はこの条件の中でも116メートルを飛び、トップを守ります。渡瀬選手の次に飛ぶのは山田選手。しかし、強く降り続く雪が助走路に積もってしまい、山田選手の助走のスピードが1本目より遅くなります。これでは遠くまで飛ぶことができません。結局、山田選手は5位に終わりました。
試合後、渡瀬選手は「きょうはテレビ中継のある試合だったのでK点まで飛んで、女子ジャンプを知らない人に『女子だってK点を飛べるんだ』とアピールしたかった」と少し残念そうでしたが「第1回目の大会で優勝できたのはやっぱりうれしいです。これからの試合への弾みにもなりますし」と笑顔。海外での試合も控える今後への抱負を聞くと、「女子の後輩も増えてきて、みんな1m、また1mと距離を伸ばしているので、私も頑張ってもっともっと上を目指します!」と、力強いコメントをもらいました。
山田選手は最後に失速したような感じで着地したので、前回の試合で痛めた腰が悪化したのではと心配しましたが、「けがはもう大丈夫ですよ」と元気に答えてくれました。ただ、大事を取って大会前の公式練習を欠場しており、まだ今シーズンは大倉山を5回しか飛んでいないそうで「練習しないと勝てないです」と苦笑していました。今シーズンは地元・札幌で初めて女子のコンチネンタルカップ(3月9、10日)が開催されるので「ぜひそこで表彰台、できれば1番上に立って、日本の女子ジャンプを盛り上げていきたいです」と気合いが入っていました。
山田選手、渡瀬選手は来週も大倉山で開催される大会(20日・TVh杯、21日UHB杯)に出場する予定です。ぜひ、会場に応援にいらしてください!
投稿者 royce : 2007年01月15日 13:57
« バレンタインカタログをお届け中です | HOME | チョコレートをテイスティング »
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://rb.e-royce.com/mt/trackbackroyceblog.cgi/827
ブログの更新情報はこちら


