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2006年12月18日

サンタクロースってどんな人?

クリスマスイブの夜、煙突から家に入って、良い子の靴下の中にプレゼントを入れていってくれるサンタクロース。私など、子どもの頃は「どうしよう、うちの煙突は暖炉じゃなくて石油ストーブにつながってるから、サンタさんが出られなくなって困るかもしれない」「それ以前に煙突が細すぎて(直径約20cm)、サンタさんが通れないかもしれない」と、かなり真剣に悩んだものです。結局、クリスマスイブになると工藤家では父が「サンタさんから預かった」と言って、巨大な登山用リュックからファミコンのカセットを取り出してくれたので「大きな白い袋は昔の話で、いまどきのサンタさんはリュックを持っているのだな」と納得した覚えがあります。



ソリに積んでる袋には「montbell」ってロゴがついてるのかも・・・。



たびたびクリスマスに関した話題をお送りしておりますが、そういえばクリスマスにいなくてはならないサンタクロースって、どういう人なんでしょう。なぜ世界中の良い子のところへプレゼントを持ってきてくれるんでしょうか。

「平凡社世界大百科事典」や「ウィキペディア」で調べてみると、サンタクロースとはもともと、4世紀ごろ活躍した司教・聖ニコラウスという人なのだそうです。聖ニコラウスはとても慈悲深い人で、結婚を控えていながら結婚に必要なお金が無くて困っている貧しい女の人を見かけたとき、夜中にこっそり金貨の入った財布を部屋に投げ入れてあげたといいます。その財布がちょうど靴下に入ったので、サンタさんは靴下にプレゼントを入れてくれるんです。聖ニコラウスはとても子ども好きな人としても知られており、ヨーロッパの一部では今でも聖ニコラウスの祝日である12月6日の前夜に、子どもたちへのプレゼントの習慣があるそうです。

聖ニコラウスはオランダ語で「シンタクラース」と発音します。17世紀、オランダは北米大陸に植民地を築き、ニューネーデルラントと呼んでいました。このころ、オランダ人がアメリカ大陸へ聖ニコラウスのことを伝えたものと思われます。その後、ニューネーデルラントはイギリス領となり、アメリカ独立戦争を経てアメリカ領に。ニューネーデルラントの中心都市ニューアムステルダムは、アメリカを代表する大都市・ニューヨークになりました。ニューヨークでは「シンタクラース」が、ヨーロッパ各地で行われていたクリスマスにプレゼントをする風習と結びついて現在のサンタクロースとなり、次第に世界中で有名になっていったんです。

イギリスでは普通、「Father Christmas」という名前で呼ばれていて、イタリアやフランス、スペインでも、それを各国語に訳した呼び方をされているそうです。カトリック信者の多いイタリア、フランス、スペインなどの国々では、そもそも1月6日(イエス様が生まれたとき、東方の三博士がやって来たことを記念する日)に子どもたちへプレゼントを贈る風習があるので、中にはサンタさんがやって来るクリスマスと1月6日の合わせて2回もプレゼントをもらえる子どももいるそうですよ。うらやましい!



イタリアのアドベントカレンダーに書かれていた物語。イタリア語でサンタクロースを表す「Babbo Natale」は英語にすると「Father Christmas」です。


そういえばクリスマスの時期は、南半球では真夏になりますよね。サンタさんの乗り物と言えばトナカイが引くソリですが、真夏では雪が無くてソリに乗れません。南半球の子どもへプレゼントを届けるとき、サンタさんはどうしているのかと思ったら、オーストラリアやニュージーランドなどの一部地域ではなんとサーフボードに乗ってサンタさんがやってくるそうです。見た目に寄らずワイルドなんですね。

投稿者 royce : 2006年12月18日 13:16

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