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2006年10月18日
竹内智香選手の今季W杯初戦 予選1本目2番手タイムも無念のフライング
ロイズのスタッフで、トリノ五輪にも出場したアルペンスノーボーダー・竹内智香選手(ロイズ小嶋アカデミー)は10月13日、オランダのランドグラーフで開かれたワールドカップ今季初戦に出場。1本目で予選2番手につける最高の滑り出しを見せましたが、2本目でフライングを犯し、27位でした。
竹内選手は同コースでのワールドカップに過去3度出場していますが、いずれも16位前後に終わっており「苦手意識の強いスキー場の1つ」だといいます。しかし、次の五輪を目指し、「ワールドカップで高い確率で上位に入る」ことを目標に掲げている竹内選手。苦手なコースを苦手なままにしておくことはできません。「苦手意識を取り払い、今の自分の力を試してみようと考えて試合に挑んだ」という前向きな姿勢が功を奏し、予選1本目を2番手タイムで終えました。予選通過の上位16位以内はもちろん、この調子をキープすれば表彰台も狙える絶好のスタートです。
しかし、好事魔多し。自信を持って臨んだ2本目のスタートは痛恨のフライングになってしまいました(※)。結局、2本目で大きくタイムを落とした竹内選手は総合27位で予選を通過できない結果に終わりました。あまりにも痛いミスに、竹内選手も「悔しい思いと申し訳ない気持ちでいっぱい」と無念さをあらわにしていました。
しかし、収穫が無かったわけではありません。欧米勢に比べて体格が劣る竹内選手は、体重が重い選手が有利な傾斜の緩いコースで遅れをとってしまうことが多かったのですが、今回は苦手な緩斜面でそれを吹き飛ばすような予選1本目の好タイムを出しました。今週末、竹内選手は休む間もなくオーストリアでのワールドカップに臨みます。竹内選手は「今回でのレースで得たものを来週のレースで生かしていきます。次は良いレース報告が出来るように引き続き頑張ります」と、意欲を見せていました。今シーズンも、竹内選手に大きなご声援をよろしくお願いします!
※スノーボードのアルペン競技は、スタートゲートがロックできるようになっていて、開かないようにロックされたゲートがスタートの合図とともに開くギリギリのタイミングで選手が飛び出していく仕組みになっています。そのため、フライングをしても再スタートは行われず、フライングした選手にとっては大きなタイムロスとなってしまいます。上位16人が進出できる決勝トーナメントは2本滑って合計タイムが少ない方が勝ち上がりますが、2本目では1本目の着差の分だけ遅かった選手のゲートが遅れて開くようになっているので、2本目で先にゴールした選手が勝ちになります(たとえば1本目をA選手が28秒、B選手が29秒で滑り終えた場合、2本目はB選手のゲートがA選手より1秒遅く開きます。したがって、2本目でもしもB選手が先にゴールすれば、B選手は2本目でA選手より1秒以上早く滑ったということになり、合計タイムでも勝ちになります)。
投稿者 royce : 2006年10月18日 18:24
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