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2006年10月30日

酒粕とパウンドケーキの意外な相性の良さ

もうすぐ11月。毎月大好評のe-shop限定商品は「酒粕のパウンドケーキ」です。酒粕・・・甘酒とかをつくるアレと、パウンドケーキ??初めて聞くと、意外な組み合わせですが・・・。

と、いうわけで開発担当者を直撃しました。「まあ、いろいろ話す前に食べてもらうのが一番早いですよ」という担当者。出されたパウンドケーキは、見た目、ごくふつうのパウンドケーキのようなんですが。

sakekasu.jpg.jpg

食べてみると、これが確かに日本酒のような香りなんです。日本酒って、フルーティーで甘~い香りがしますよね。ケーキからあの香りが漂ってくるので、なんだか不思議な感覚。しかも自然な甘さがあって、お酒だけの味でも、パウンドケーキだけの味でもない、とても奥行きのあるおいしさでした。このケーキ、どうやってつくったんでしょうか。

「生地に酒粕を混ぜて焼き上げているんです。仕上げにも日本酒からつくったシロップを塗っているので、とても香りがいいんですよ」。なるほど~。しかし、これだけのいい香りがするお酒なら、けっこういいお酒、使ってますよね?担当者に聞くと、なんとこのケーキに使われているのは、ロイズふと美工場のある北海道当別町で採れた米でつくった大吟醸酒とその酒粕なのだそうです。

大吟醸って、よく聞く単語なのですが、そういえば大吟醸じゃないお酒とどう違うのか知らなかったので、意味を調べてみました。食べるお米もお酒のお米も、まず玄米から胚芽(栽培したとき芽になる部分)とかぬかの部分を取り除かれます。こうして残るのが胚乳と言われるデンプンの部分で、ここがおいしいご飯やお酒になるのですが、胚乳にはまだ、酒にとってマイナスになる雑味のもとになる成分が含まれています。こうした成分は米粒の外側の方に多く含まれているので、お酒をつくるときには米粒を削って(“磨く”というらしいです)、お酒づくりに適した部分だけを残すのです。もちろん、多く削るとそれだけいい部分だけが残り、どれだけ削ったかによって吟醸酒とか、大吟醸酒とか呼ばれるわけなんですね。大吟醸酒と名乗れるのは、玄米の時に比べて重さが半分以下になるまで磨き上げられたお米でつくられたお酒だけ。原料のお酒もなめてみましたが、雑味のないクリアーな味で、とても香りが良かったです。

開発担当者も「素材のお酒は香りに加えて自然な甘みやコクがあるので、ケーキにもそれが表れていますよ」と話していましたが、まったくその通りだと思います。正直、日本酒とパウンドケーキがこんなによく合うものだったとは。日本酒がお好きな方なら文句無しに気に入っていただけると思いますし、それほどお酒が好きでない方でも、このフルーティーな香りと品のいい甘さのパウンドケーキはとても新鮮で驚かれると思います。11月だけの限定販売で、数にも限りがございますので、ぜひお早めにご注文ください!

投稿者 royce : 2006年10月30日 09:56

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