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2006年06月16日

ワシントンDC出張記・第4回 スミソニアン博物館

ワシントンDCのダレス国際空港に到着して、税関の審査を受けていたときのこと。「1週間滞在する予定だ」と告げると、スタン・ハンセン似の高圧的な係官が「滞在中、どこへ行くんだ?」としつこく聞いてきました。「いろんな所に行くけど、英語なんか話せないし説明しきれないぞ」と思ってとりあえず元気良く「スミソニアン!」と答えると、係官は「1週間もスミソニアンを見るだって?!」とあきれた顔をしながらパスポートを返してきました。
 
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国会議事堂から見たワシントンD.C.中心部「モール」の東半分。写真奥に見えるワシントン記念塔のあたりまで、両脇にある建物はほとんどスミソニアン関連のもの
 
 
スミソニアンとはワシントンDCが誇る巨大な博物館群です。1軒の博物館の名前ではなくて、美術、科学、歴史など、テーマごとに建てられた博物館の集まりなんですが、その規模といったらワシントンDCとニューヨークに合わせて約20もの博物館を有する大変なものです。1つ1つがものすごく大きい博物館の建物を見て思いました。あの係官はあんなことを言っていたけれど、本気で見ようと思ったら1ヶ月あったって足りません。

スミソニアンの博物館は、イギリス人のジェームズ・スミソンという学者が「知識の向上と普及に役立ててほしい」とアメリカ合衆国政府に財産を全て寄付したことをきっかけに誕生した「スミソニアン協会」が運営しています。博物館はホワイトハウス近くの「モール」と呼ばれるDC中心部に多くが立地していて、政府からの予算や個人・団体の寄付などで経費がまかなわれています。そのおかげでなんと、見学は無料!誰でも自由に貴重な展示品を見ることができます。なんとうらやましい・・・。

スミソニアンの収蔵品で有名なのは、数ある博物館の中でも人気ナンバー1を誇る、航空宇宙博物館にある月の石です。アポロ宇宙船が月から持ち帰ってきた本物なんです。残念ながら見に行くことはできなかったんですが、月の石に触ることもできるんだそうですよ!

モールにはスミソニアンの博物館のほかにナショナルギャラリーという美術館があり、こちらもレオナルド・ダ・ヴィンチとかピカソなど、世界有数のコレクションを所蔵しています。工藤は現代美術を展示している東館を少しだけ見てきましたが、建築を専攻していた同僚に後で聞くと、東館の建物自体も非常に有名で素晴らしいものだったんだそうです。
 
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東館ではアレクサンダー・カルダーのモビールがお出迎え


このあたりの道を歩いてみると、道路に立っている案内標識の行く先が地下鉄の駅以外、全部スミソニアン関連の建物の名前だったのでびっくりしました。博物館が立ち並ぶモールの東側はまさに、博物館の町でした。
 
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この看板に書かれているのは、ハーシュホーン美術館、芸術産業館、キャッスル(スミソニアン協会本部)、国立航空宇宙博物館など

投稿者 royce : 2006年06月16日 09:51

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