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2006年04月07日
イタリア探訪第14回 真っ赤なべスパ
ミラノのドゥオモの隣には、ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のアーケードがあります。1867年に建設されたこのアーケードは、言ってみれば1つの商店街なんですが、歴史を感じさせる建物は風情たっぷりで、市民や観光客がひっきりなしに行き来していました。1867年といえば日本では明治になる直前の慶応3年。札幌の開拓が始まったころですから、ずいぶんと昔にすごいものを作ったものだと思います。


この日も大勢の人でにぎわっていました。高級ブランド店や書店などもあって、ウインドーショッピングがほんとに楽しいんです。大手のファストフード店もありましたが、アーケードの風情を壊さないように、控えめなつくりになっていました。
さて、このアーケードは長さ約200メートルの通りが交差した十字型をしていますが、中心部にはこんなものがありました。

イタリア製のスクーター・ベスパの大きなモニュメントです。日本では、ドラマの「探偵物語」で松田優作が演じる主人公・工藤俊作が乗っていたことで有名です。別に同じ工藤だからというわけではないんですが、私・工藤もベスパが大好きなので、感激して写真を撮りまくってしまい、あやうく置いてけぼりにされそうになりました。(ちなみに、ベスパの足元のところには「ベスパに上らないでください」と書いた看板があったんですが、結構みなさん上って記念写真を撮ってました)
ベスパはクラシックなデザインが人気の元で、オーナーたちは、少々トラブルが多い旧式なものでも、大事に手入れをして乗っているそうです。以前、フィアットのお話をしましたが、自動車をはじめとしてイタリア製のものはとても味のあるものが多いような気がします。最先端の技術では日本など他の国に一歩譲るかもしれませんが、少し先端から遅れたところであってもしっかりと人々の心をつかんではなさないところはイタリアの工業製品の魅力ですね。
投稿者 royce : 2006年04月07日 10:00
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