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2006年03月24日
イタリア探訪第12回 サンタンブロージョ教会
先日ご紹介したドゥオモのほかにも、ミラノには多くの歴史的な建物がありますが、その中の一つがこのサンタンブロージョ教会です。ミラノの守護聖人、聖アンブロージョによって建てられた教会で、ロマネスク様式の傑作と賞される建物には、ドゥオモとはまた違った美しさがありました。

サンタンブロージョ教会の全景

煉瓦づくりの壁が青空に映えます
聖アンブロージョは4世紀の人で、彼が生まれる直前に、ローマ皇帝が「ミラノ勅令」を出し、キリスト教を公認するという出来事がありました。それまでにローマ帝国の迫害によって多くのキリスト教徒が殉教しており、ミラノ司教であった聖アンブロージョが殉教者たちを弔うために建てたのがこの教会だということです。ちなみに、聖アンブロージョは「ミサ」という言葉を初めて使ったことでも有名だとか。
聖アンブロージョの死後、遺骸はこの教会に安置されました。現在もきらびやかな衣装に身を包んだ聖アンブロージョの遺骸が教会の一番奥の方で公開されています。我々が訪れた短い時間の間にも、何人もの人々が聖アンブロージョを前に、静かに祈りを捧げていました。
さて、この教会のすぐ近くにはミラノカトリック大学があって、学生さんたちが大勢歩いていました。ミラノの人たちはとにかく美男美女が多いような気がします。女性はみんなモデルに見えるし、男性はミケランジェロか誰かが彫ったんじゃないかと思えるような精悍な顔をしていました。こういう学生さんたちが大勢歩いているとまた、ミラノの街並みがサマになるんですよ。

ふと、学生さんたちの手元を見ると、みなさんなにかピザのようなものが入った紙の包みを持って、歩きながら食べています。なかには自転車に乗りながら食べつづける猛者もいて、とても気になりました。ちょうどお腹もすいてきたころで、「絶対、あれを食べたい!」と、ウロウロ探し回ると、次第にその包みを持っている学生さんの密度が高くなっていきました。

ようやく見つけたお店の前には行列ができていました。座布団のように大きなピザを店員さんがハサミで切って袋に入れてくれます。何種類か買って、さっそく街中で食べてみました。こっ・・・これは・・・美味い!正直、かなりの大きさだったんですが、夢中で食べてしまいます。無言のまま、ひたすら食べつづけ、ちょっと食べ過ぎてお腹にもたれてしまったんですが、食べ盛りの学生さんたちには、かえってそういうヘビー級な食べ応えのほうがよろしいのかも。「カツ丼激盛り」を平気で注文していたあの頃のことを、少し思い出してしまいました。
投稿者 royce : 2006年03月24日 17:57
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