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2006年02月27日
竹内智香選手の応援会
トリノ五輪、終わっちゃいましたね。日本の成績がどうだったとかいろいろ言われてますが、個人的にはとても楽しく競技を見ていました。スノーボードやアルペン、クロスカントリー、バイアスロン、スピードスケートやリュージュ・ボブスレー、カーリングって、オリンピックでもないとなかなか見る機会がないですからね。
さて、先週木曜日に行われたスノーボード女子パラレル大回転には、ロイズの社員でもある竹内智香選手が出場しました。スノーボードの会場はトリノから西に約100キロ、バルドネッキアというところです。先日、トリノを訪れたときに、市内を見下ろす丘の上から西の方向を眺め、まるでミケランジェロの作品のように端正な顔立ちの地元青年に「バルドネッキアってどっちの方ですか?」と訪ねたところ、

地元の人「(写真中央の)山がくぼんで見えるあたりだよ」
と教えてもらいました。実際の会場の様子はこんな感じです。

撮影・スポーツライター・カメラマン岩瀬孝文氏
当日はロイズのスタッフも応援会を開きました。会社の食堂の壁にプロジェクターでテレビ中継を投影してみんなで盛り上がりました。

竹内選手は予選を2本滑って9番手の好タイムを出し、上位16人が進出できる決勝トーナメント出場を決めました。俄然、盛り上がる応援会参加者たち。

拍手、メガホンに加えて誰かが持ち込んだチアホーンの音が響き、大変な熱気です。
迎えた決勝トーナメントの1回戦は、オーストリアのドリス・ギュンター選手との対戦。1本目、竹内選手はほぼミスなく滑ったんですが、0秒1差で遅れをとってしまいます。スクリーンにタイムが映し出されると応援会場内に悲鳴が響きました。
2本目は1本目のタイム差分だけ竹内選手が遅れてスタートして、先にゴールしたほうが勝ち上がりです。「行きまーす!」と気合いを入れて竹内選手がスタートゲートを飛び出すと、応援会のボルテージも最高潮に達しました。
2本目も素晴らしい滑りでした。4年間、この日のためだけに生活の全てを懸けてきた竹内選手。4年間の全てがこの一瞬のためにあったのです。そんな状況でも大きなミスを犯さず、攻めの滑りができる精神力の強さは文句なしに世界トップレベルです。しかし、結果は惜しくも0秒24届かず、無念の1回戦敗退に終わりました。

竹内選手(右)と小嶋コーチ(撮影・岩瀬孝文氏)
レースの後、竹内選手は涙を流して悔しい胸の内を語っていました。正直、五輪のこの種目では日本人過去最高の成績で、しかも世界で9位なんだから立派なものだと思うんです。でも、誰よりも自分自身が「まだまだ上にいける」と思うからこその涙だったのでしょう。22位に終わった前回ソルトレークシティー五輪より、心身ともに大きく成長した竹内選手は、次回バンクーバー五輪が開催されるころには26歳。まだまだこれから飛躍できる年齢です。悔し涙を糧にして、次の五輪への新たなチャレンジが始まります。
竹内選手はこの後、3月19日にホームゲレンデ・富良野で開かれるワールドカップに出場する予定です。みなさんのご声援、よろしくお願いします!
投稿者 royce : 2006年02月27日 17:18
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