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2006年02月03日
イタリア探訪第5回 カフェ・トリノ
トリノでは、いろんなカフェに入ってみたのですが、どのお店も大変歴史が深いんです。ただ単にずーっと昔から営業している、っていうだけじゃなくて、「ニーチェがよく来ていた」「イタリアの初代首相・カブールがいつもこの席に座っていた」とかいうストーリーにも事欠かないんです。まさに歴史の舞台。トリノのカフェには、世界史の主役たちの足跡が今も残っています。

最初に訪れたカフェ・トリノは、サン・カルロ広場に面しており、1903年創業のカフェです。文化財のように古い建物と、骨董クラスの調度品。そしてそこで、トリノの人々が毎日そうするように1杯のエスプレッソを楽しむ。歴史と日常がこんなに親しい関係になり得るものなんだと感心しながら頼んだのがこれ。

トリノ名物・ビチェリンです。コーヒーとチョコレートを混ぜ、上にクリームを載せたホットドリンクなんです。チョコレートの甘さとコーヒーのビターさ・香りのバランスが絶妙にとれていて、特に肌寒いトリノの冬にはたまりませんよ、これは。
そして、カフェ・トリノの前の歩道にはこういうものが埋め込まれていました。

トリノの象徴・牡牛のレリーフです。この牡牛を踏むと、トリノにまた来ることができると信じられているそうです。このことをガイドブックで読んで知っていた我々一行は「これでもかッ」とばかりにぎゅぅ~っと踏みつけてきました。トリノを愛するたくさんの人に踏まれて磨り減り、ピカピカに輝く牡牛は、なんだかとてもご利益がありそうに見えましたよ。
投稿者 royce : 2006年02月03日 17:26
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