HOME > 海外出張記 > イタリア探訪 第4回・チョコレートの都・トリノ後編

2006年01月27日

イタリア探訪 第4回・チョコレートの都・トリノ後編

前回お話したとおり、スペインが中央アメリカから持ち帰ったチョコレートは、イタリアの王侯貴族たちの間に広まっていきましたが、さらに大きな出来事が1678年、トリノでありました。ピエモンテを支配しているサヴォイア家がアントニオ・アッリという商人に対して「これから6年間、チョコレートを一般に販売する」ことを許可する免許を発行したのです。

それまでチョコレートは、ほぼ王様をはじめとするごくごく一部の人しか口にする(当時は“飲む”)ことができなかったものですから、これは大変なことでした。サヴォイアの都・トリノにはチョコレートを求める人々や、チョコレートづくりの修行を志す大勢の人々が集まってきました。王宮の近くにはたくさんのチョコレート店が立ち並び、それはそれはにぎわったそうです。まさに、トリノは“チョコレートの都”と呼ぶにふさわしい歴史を持つ街なんですね。

IMG_5330.JPG
王宮から伸びるガリバルディ通りにも
数多くのチョコレート店があったそうです

以前、トリノはイタリアの首都だったとお話しましたが、それは、トリノを都とするサヴォイア家がその後、イタリア統一を目指す運動の中心となり、統一を達成したイタリアの国王となったから。トリノはチョコレートにとっても、イタリアにとっても歴史的にとても重要な役割を果たしてきた街なんですよ。

さて、トリノではその後もさまざまなチョコレート文化が花開いていくのですが・・・。それは街の様子のご紹介の中で、改めてお話しましょう。

投稿者 royce : 2006年01月27日 08:28

« 工藤 ウイスキーにハマる | HOME | ブログ大賞 投票お願いします! »

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://rb.e-royce.com/mt/trackbackroyceblog.cgi/636